ブラックベリーやカシスの香り。ラズベリーや黒イチジク、ペッパーのようなスパイスの印象も。口に含むと黒系果実の風味が広がります。果実味は豊かで、酸は美しく溶け込んでいます。タンニンはジューシーで滑らかです。オークのタッチも感じられます。ビオディナミの特徴をよく表した、フルボディで豊かな味わいのミネルヴォワ・ラ・リヴィニエール。
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AOCミネルヴォワ・ラ・リヴィニエール
におけるビオディナミ農法の先駆者
【シャトー・マリス】
ミネルヴォワ・ラ・リヴィニエールの自然派ワイナリー
シャトー・マリスは、イングランド北部出身のロバート・エデンが1997年に南フランス・モンターニュ・ノワールの麓に設立したワイナリーです。設立から間もなく、この地はラングドック地方で初めてクリュAOCとして公式に認定されました。AOC名はミネルヴォワ・ラ・リヴィニエールです。ロバート・エデンは、当時としてはまだ珍しいビオディナミ農法を実践する先駆的な存在でした。2002年にはエコセール、2004年にはビオディヴァン、そして2008年にはデメターの認証を取得しています。AOC内でデメター認証を取得した初のワイナリーとなっています。
地中海の豊かな陽光とピレネー山脈から冷風が吹く環境下
ワイナリーが所有している畑の合計45ha。標高の高い段丘状の地形、、小さな区画に細かく分かれています。南向きのゆるやかな斜面に位置し、地中海の豊かな陽光とピレネー山脈から吹く冷風の恩恵を受けています。この土地にはイチジクやタイム、エニシダ、オリーブ、樫、松などの多様な植物が自生しています。それらの植生がブドウの生育環境に影響を与え、畑全体が独自の生態系を形作っています。自然の力を最大限に引き出すことがシャトー・マリスの栽培方針です。
ローマ時代の壺に着想を得た卵型のタンク
シャトー・マリスでは醸造においても自然との調和を重視。天然酵母を使用し、電気を通さない素材のタンクで醸造を行っています。木製やコンクリート製のほか、卵型のタンクを使用しています。卵型はローマ時代の壺に着想を得たもので、内部に自然な対流を生み出します。澱が穏やかに撹拌されることで、繊細な仕上がりとなります。セラーは100%植物由来のヘンプ素材で建設されており、建設には8年を要しました。通気性に優れ、生分解も可能であり、世界初のカーボンネガティブなワイナリー建築とされています。気候変動への意識が強く、持続可能性の追求が施設設計にも反映されています。
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