黒系果実やブラックチェリー、ボイセンベリーの香り。ダークチョコレートやブラックペッパー、オークのニュアンスも。滑らかな口当たりで黒と赤の果実味が重なり、スパイシーな要素とチョコレートの風味が口中に広がります。バランスが良く、豊かで重層的な質感。最後に長い余韻が残ります。2021年は非常に優れたブドウが収穫され、魅惑的な香りと力強い風味を備えた味わいになっています。
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【Alexander Valley Vineyards】
AVVの物語は1962年にマギーとハリー・ウェッツェル夫妻が、開拓者サイラス・アレキサンダーの旧邸宅とその土地を購入したことに始まります。夫妻はこの地での農業とブドウ栽培に可能性を見出し、プレミアム品種の導入に着手しました。1975年には長男のハンク・ウェッツェルがワイナリーを創設し、本格的なワイン造りを開始しました。今では4世代にわたる家族経営の下、アレキサンダー・ヴァレーの代表的な生産者として知られています。年間生産量は10万ケースに達しており、堅実な経営と品質重視の姿勢を貫いています。
ワイナリーの敷地には、自然冷却を活用した広大なワインケーブがあり、約1万本のオーク樽が熟成を待っています。この設備は、価格を抑えた高品質ワインを提供するという理念を体現しています。ワインメーカーのケヴィン・ホール氏はUCデービスで学び、世界各国で経験を積んだ後、1998年からAVVの醸造を担っています。彼は地域性を重視したワイン造りに定評があり、2018年には「ソノマ・ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー」に選出されました。現在は4代目ヴィンヤードマネージャーの“ジュニア”が畑を統括しています。
AVVは創業以来、環境・経済・社会のバランスを重視した持続可能なワイン造りに取り組んできました。2018年にはその活動が評価され、テキサス植物研究所から国際サステナブル・ワイングロウイング賞を受賞しました。2024年には50回目の収穫を迎え、長年にわたり継続されてきた家族の努力が結実しました。2025年には創業者のハンク・ウェッツェルが、ソノマ郡の“アイコン”として表彰され、地域ワイン産業への貢献が認められました。これらの実績は、AVVが“品質と家族の誇り”を守り続けてきた証といえます。
※画像はイメージです。ワインのラベルやキャップシール等の色、デザインは変更となることがあります。
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