濃く深みのある色調。完熟した赤系果実の香り。さらにシンプルで伸びやかな果実の印象が重なります。口に含むと丸みのある、なめらかな質感が広がり、香りと同様の熟した赤系果実の風味が素直に感じられます。親しみやすく、無理のないまとまりを感じさせる仕上がりです。若いうちから楽しめる、シンプルでありながら、豊かな味わいのメルロです。シャルキュトリーや赤身肉の料理、アジア料理などと良く合います。
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ボルドー東部トレッスに位置するシャトー・ド・リゼンヌは、17世紀から続く由緒あるワイナリーです。1938年にスービ家が取得して以降、世代を超えて受け継がれてきました。現在は4代目ジャン・リュック・スービが指揮を執ります。かつては農業と酪農を含む複合経営を行っていましたが、1960年代以降に高品質なAOCワインへと舵を切りました。歴史的建造物が残る敷地には長い年月の蓄積が感じられます。伝統を守る姿勢がこのドメーヌの根幹にあります。過去の遺産を尊重しながら現代の価値観を取り入れることで、時代に適応したワイン造りを続けています。

粘土石灰質テロワールが生むエレガンス
畑はアントル・ドゥー・メールの丘陵地帯に広がり、総面積は55haに及びます。土壌は粘土石灰質を主体とし、適度な保水性と排水性を兼ね備えています。この環境がブドウの成熟を穏やかに導きます。メルロを中心とした赤品種が豊かな果実味と滑らかな質感を生み出します。ソーヴィニヨン系の白品種はフレッシュさと香り高さを表現します。周囲には森や湖が点在しており、多様な生態系が保たれています。この自然環境がブドウの健全性を高めています。結果として、洗練されたバランスとピュアな果実味を備えたワインが生まれます。

自然と共生する現代的ワイン造り
2009年にワイナリーを継承したジャン・リュック・スービは、環境への配慮を最優先に掲げています。2010年からビオロジック栽培を導入し、2013年にエコセール認証※1を取得しました。HVEレベル3認証※2も取得済みです。醸造では自生酵母による発酵を採用しています。SO2は使用せず、無清澄・ノンフィルターで瓶詰めを行います。すべての電力を太陽光発電で賄う体制も整えています。2021年にはVin méthode Nature※3に加盟しました。今後も自然との調和を重視したスタイルを深化させていきます。伝統と革新が融合した姿勢が、このシャトーの未来を切り開いています。