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シャトーの歴史は16世紀に遡りますが、本格的なワイン造りは18世紀以降。
1749年から1824年にかけて、アイルランド人でボルドー商人の息子のトーマス・リンチ氏が所有し、“クリュ・ド・ランシュ”という名で優れたワインを生産していました。
1855年、パリ万国博覧会の際に行われたメドック格付けにより、5級シャトーとして世界に名をあげます。
その後、1939年にジャン・シャルル・カーズ氏が購入し、以降カーズ家によってワインは管理されて、年を追うごとに向上していきます。
特に孫のジャン・ミッシェル氏は、今日のシャトー・ランシュ・バージュとって大変重要な人物。1970年代、彼がシャトーを受け継いだ当初は困難な時代でしたが、“完全をめざす偉大なワイン”というスローガンの元、大改革を行い、“5級ながらも2級に匹敵する“とまで言われるまでの高品質なワインを造りあげました。
現在、彼の精神を率いだ息子ジャン・シャルル・カーズ氏が2006年からオーナーを務めています。
所有する畑は約90haほどあり、ランシュ・バージュを頂点としてその周囲に広がる、通称「バージュの丘」と呼ばれる場所に位置。「ランシュ・バージュ」という名前もこの土地とかつてのオーナーの名、リンチ(ランシュ)が由来と言われています。
南側にピション・ラランドとピション・バロン、ラトゥールが隣接、北側はムートン・ロスチャイルドとラフィット・ロスチャイルドに挟まれているという好立地で、高品質なカベルネ・ソーヴィニヨンが栽培されています。