【土日祝日除く】ご指定がない場合、ご注文日から1~2営業日で発送します。
お届け日は、エリアにより出荷翌日から翌々日となります。
シャトー・サンタンヌの歴史は16世紀まで遡りますが、5代目フランソワが、ヴァン・ナチュールの提唱者ジュール・ショヴェに自然派ワインについて学び始めたのは70年になってからのことです。
当時は農薬によって飛躍的に農業の生産性が上がった時代ということもあり、ジュール・ショヴェの考え方に賛同しているのはマルセル・ラピエール、ピエール・オヴェルノワだけでした。
自然農法は彼らにとっては難しいことではなく日常のことであり、ブドウ木を観察し、尊重するという至ってシンプル。
近年6代目にジャン・バティストになっても、その遺志は引き継がれています。
シャトー・サンタンヌが位置する「エヴノ村」はバンドールの中でも内陸寄りで、最も冷涼な地域。
石灰質の層に帯状に砂が混ざる痩せた土壌は非常に水はけが良く、この環境はバンドールの主要品種であるムールヴェドルの栽培に最適で、気候の影響でブドウはゆっくり成熟し、通常の収穫よりも遅い10月中旬に収穫され、品種由来の強いタンニンもしっかりと成熟したワインが生み出されています。