バラや秋の落ち葉、リコリスやなめし革の香りが穏やかに広がります。味わいは熟成による柔らかさを伴いながらも、しっかりとした芯があり、ゆっくりと旨みが広がります。スタイルはエレガントで落ち着きがあり、力強さと繊細さが調和した熟成バローロの魅力を体現しています。お料理は赤身肉、熟成チーズ、ジビエとの相性が抜群です。
【土日祝日除く】ご指定がない場合、ご注文日から1~2営業日で発送します。
お届け日は、エリアにより出荷翌日から翌々日となります。
ファビオ・オベルトが新たに挑戦するワインプロジェクト
高度500mの地でのネッビオーロ栽培に挑む野心的な試み
ファビオ・オベルト氏は、名門アンドレア・オベルトで22年にわたり父とともにワイン造りに携わり、深い知識と技術を培ってきました。2016年、彼は新たなプロジェクト「ラ・コッリーナ・ディ・ディオニソ」を立ち上げ、独立の道を歩み始めます。このプロジェクトは、農学者ディーノ・ベヴィオーネ氏と醸造家セルジオ・モリーノ氏と共に、高度500mの地でのネッビオーロ栽培に挑む野心的な試みでもあります。伝統を継承しながらも未来を見据えた、小規模ながら高品質なワイン造りが始まりました。
全て自社畑から造られるディオニーゾのワイン
現在では、アンドレア・オベルトの畑の一部を引き継ぎ、すべてのワインは自社畑のブドウから造られています。標高の高いヴィコフォルテの畑は降雨量が多く、ランゲよりも湿潤な気候が特徴で、ピエモンテにおける次世代のワイン産地として注目されています。また、モンタルド・ロエロでは、急斜面のためすべて手作業で丁寧に管理された古木のネッビオーロが育まれており、土地の特性を活かしたワイン造りが行われています。極めて過酷な環境下でブドウ栽培が行われている畑「ヒロイック・ヴィンヤード」に認定される厳しい環境下で育つ、特別なブドウです。
少量生産の多彩なラインナップ
ラ・コッリーナ・ディ・ディオニソでは、年間15,000本前後の限定生産で、厳選されたラインナップを展開しています。バローロはラ・モッラやペルノの畑から造られ、クラシックな構造と繊細な香りが魅力です。バルベーラは「イルアリア」など豊潤で包み込むようなスタイルが特徴で、デザートとの相性も抜群です。ほかにも、ピュアな果実味が際立つドルチェット、上品な白ワイン「ランゲ・ナスケッタ」、ロエロ由来の「ランゲ・ネッビオーロ」など、多彩な表情を見せるワインが揃っています。それぞれに作り手の誠実な哲学が反映されています。
※画像はイメージです。ワインのラベルやキャップシール等の色、デザインは変更となることがあります。
またヴィンテージは、商品名や説明に記載がない場合、商品の画像と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
※商品の性質上、お客さまのご都合での返品・交換は原則としてお受けいたしかねます。