カシス、ブラックベリー、スパイスの複雑なアロマ。口に含むと、ニュイ・サン・ジョルジュの特徴的な濃密で力強い味わいが広がります。しっかりと引き締まった骨格と滑らかなタンニンが、ヴェルヴェットのように口の中で広がり、長い余韻を残します。果実のピュアさと力強さがエレガンスを引き立て、時間と共に一層魅力的な味わいへと進化していきます。近年人気のキュヴェで入手困難の状態になっています。
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ドメーヌ・ド・ラルロ-2022年ヴィンテージ情報
ブルゴーニュを代表するにふさわしいブドウが収穫された2022年
穏やかで乾燥した冬が過ぎ、4月初旬には寒気団が到来しました。開花は早く、豊作の可能性が十分にありました。例外的に暖かい春と適時の降雨により、灼熱の気温の中でブドウはよく熟しました。それでもピノ・ノワールとシャルドネは驚くほどの酸味を保ち、ブルゴーニュを代表するにふさわしいブドウが収穫出来ました。収穫は8月26日から31日にかけて実施。天候は良く、収穫量は予想以上でした。ドメーヌの収穫量は38hl/haとなりました。
ワイナリー情報
クリュ「クロ・ド・ラルロ」から名付けられた歴史的ドメーヌ
ニュイ・サン・ジョルジュから2km南に位置するコート・ド・ニュイにあるドメーヌ・ド・ラルロは、ドメーヌ建物の周りの約4.0haのぶどう畑のクロ・ド・ラルロから名付けられました。18世紀末、ブルジョア階級出身のジャン・シャルル・ヴィアノがフランス革命(1789年)以降に建物と畑を所有したのがクロ・ド・ラルロです。この家族が19世紀末までこの土地を所有していました。
2014年ジェラルディンヌ・ゴド女史をテクニカル・ディレクターとして採用
1987年、アクサ創設者クロード・ベベアールがぶどう畑と建物を購入、運営をジャン・ピエール・スメに委ねました。これが現代のドメーヌ・ド・ラルロの礎となっています。2014年9月アレックス・ガンバルで辣腕を振るっていたジェラルディンヌ・ゴド女史をテクニカル・ディレクターとして採用。高い知識と技術力、情熱や哲学はこれまでの責任者に優るとも劣らないと、アクサの総責任者も迷わず彼女に太鼓判を押した逸材です。
化学的介入を避け、2003年にビオディナミ農法へ転換
ドメーヌは2000年には有機栽培に切り替え、2003年にはビオディナミ農法へ転換。除草剤などの化学的介入は避け、 耕作によって畑の微生物を活性化させる事が重要と考えています。房は手で丁寧に摘み取られ、潰れないよう小箱で収穫され、厳格に選別されます。ドメーヌのワイン造りの基本的ルールは、人為的な介入を出来る限り少なくする事です。高品質で凝縮された果実のお陰でワイン造りには手がかかりません。人の介入は極端に限らています。
テイスティング
外観
深みのあるガーネットからルビーにかけての美しい色合い。
香り
カシス、ブラックベリー、スパイスの複雑なアロマが感じられ、ヴィンテージによっては甘草、皮革、ブラッドオレンジの濃いニュアンスも。
味わい
より筋肉質なワインと表現されますが、味わいは素直でありながら複雑、エレガントで完成されています。フィニッシュは長く力強く、良好な熟成の可能性を備えています。ヴェルヴェットのようなタンニンを持つ非常に上質なワインです。
ハーモニー料理
炭火でじっくり焼いた牛のプライムリブ
プライムリブの肉の旨味と炭火によるスモーキーさが、ワインの引き締まった骨格としっかりとしたタンニンに見事に調和します。
ハーブ風味の仔羊のラック(骨付きロース)
ワインの複雑なアロマと、濃厚で引き締まったタンニンは、仔羊の繊細でジューシーな肉質と、ハーブの香り豊かな風味を美しく引き立てます。
フィレ肉のオ・ポワヴル(黒コショウのステーキ)
ワインの複雑でスパイシーなアロマと、しっかりとした骨格が、オ・ポワヴルのペッパーソースのスパイシーさとフィレ肉の柔らかく繊細な肉質に完璧にマッチします。
注意事項
※画像はイメージです。ワインのラベルやキャップシール等の色、デザインは変更となることがあります。
またヴィンテージは、商品名や説明に記載が
ない場合、商品の画像と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
※商品の性質上、お客さまのご都合での返品・交換は原則としてお受けいたしかねます。