白桃や熟したリンゴ、熟した果樹園の果実の香り。さらにペストリーやマルメロが重なります。きめ細かい泡とともになめらかな口当たりが広がり、包み込むような印象です。熟した果実の豊かな風味に、飲み応えのある厚みとコクが感じられます。みずみずしい質感が心地よく、スパイスのアクセントが味わいに複雑さを添え、食欲を誘うような長い余韻が続きます。ピノ・ノワール主体ならではの凝縮感と生き生きとした躍動感が備わった、自然な果実の魅力を大切にしたドラピエらしいスタイルです。

ピノ・ノワールの真価を映す、
自然と歴史が息づくメゾン
~ドラピエ/フランス・シャンパーニュ~

2,000年の歴史が息づく、ピノ・ノワールの聖地
約2,000年前にガロ・ローマ人がブドウ樹を植えたウルヴィルは、古くからブドウ栽培が根付く土地です。1152年にはクレルヴォー修道院の創設者・聖ベルナールによって地下セラーが築かれ、現在もドラピエの熟成庫として使われています。1808年、フランソワ・ドラピエがこの歴史ある地でメゾンを創業しました。1930年代にはジョルジュ・コロが地域で再びピノ・ノワールの植樹を進め、この品種はドラピエを象徴する存在へと発展します。1952年にはピノ・ノワール90%を主体とする「カルト・ドール」を発表しました。このキュヴェは現在もメゾンを代表する1本として受け継がれています。8代にわたり家族経営を続けるドラピエは、歴史と土地への深い敬意を礎に、コート・ド・バールを代表するシャンパーニュ・メゾンとして歩み続けています
自然が育む力強いブドウが、テロワールを映し出す
ドラピエはウルヴィルを中心に畑を所有しています。自社畑53haのうち27haは有機栽培が行われています。ピノ・ノワールを中心に、フロモントー、アルバンヌ、プティ・メリエ、ブラン・ヴレといった希少な伝統品種も守り続けています。現当主ミシェル・ドラピエは長女シャルリーヌの誕生をきっかけに農薬を使わない栽培へ挑戦しました。当初は収穫量が約30%減少する厳しい時期も経験しましたが、土壌を丁寧に育て続けた結果、畑本来の個性を表現できる健全なブドウが実るようになりました。ドラピエが目指すのは、人の技術で個性を作ることではありません。自然が育んだブドウの生命力と、コート・ド・バールのテロワールをそのままグラスへ映し出すことです。その思想は凝縮感がありながらも躍動感に満ちたシャンパーニュに表れています。
ドラピエの哲学は「加えること」ではなく「引き算」にあります。ドサージュには一般的な糖液ではなく、自家製ワインから造ったリキュールを約25年間熟成させたものを使用しています。添加量も最小限に抑えることで、ブドウ本来の風味とテロワールを素直に表現しています。醸造では野生酵母によるゆっくりとした発酵を行います。重力を利用したグラヴィティシステムを採用して酸素との接触を抑えています。その結果、亜硫酸塩の使用量も大幅に削減しました。この取り組みは2016年にシャンパーニュ初の「カーボンニュートラル」達成へとつながり、「Green Award」や『ラ・ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス』のイノベーション賞など高い評価を獲得しています。自然への敬意を醸造技術で支える姿勢こそが、ドラピエならではの個性です。注意事項
※画像はイメージです。ワインのラベルやキャップシール等の色、デザインは変更となることがあります。
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※商品の性質上、お客さまのご都合での返品・交換は原則としてお受けいたしかねます。