蜂蜜やマルメロ、柑橘のコンフィ、甘いスパイスとメントールの香りが重なります。果実味はリッチでしなやか、広がりがありながら繊細です。ミネラルの塩味が全体を引き締め、余韻に艶やかなジューシーさが残ります。ピノ・ノワールの多様性を表現した、構造的で奥行きのあるスタイルです。この年はワイン・アドヴォケイト94点、ラ・ルヴュー・デュ・ヴァン・ド・フランスでも94点の高評価を得ています。
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約200年にわたるファミリーの伝統を守る
シャンパーニュ・ボランジェ
1829年にジャック・ボランジェによって創設されたシャンパーニュ・ボランジェは、約200年にわたり家族経営を守り続けてきた伝統あるグランメゾンです。英国王室御用達の名誉を1884年に授与され、現在もその称号を保持する数少ないメゾンのひとつです。ボランジェは「果実のフルパレットのアロマ」と「ピノ・ノワールの力強さ」を核とするスタイルで世界中の愛好家を魅了しており、1992年には伝統的製法と品質基準をまとめた「ボランジェ憲章」を発表し、その信念とクラフトマンシップを明文化しました。
ボランジェのシャンパーニュは、5つの柱からなる独自のスタイルを確立しています。①グラン・クリュとプルミエ・クリュが主体の自社畑②ピノ・ノワールへのこだわり③メゾン専属の樽職人によるオーク樽④マグナムボトルで熟成されるリザーヴワイン⑤長期熟成による豊かな味わい。これらにより、力強くも繊細で奥行きのある風味が生まれます。特にピノ・ノワールは畑の6割を占め、スペシャル・キュヴェにも同割合が使用されており、まさにボランジェ・スタイルの要となっています。
ボランジェの名声を世界へと広げた立役者の一人が、伝説的存在マダム・エリザベス・リリー・ボランジェです。1941年に夫の死後、第二次世界大戦下でメゾンを力強く導き、1952年にはアイコン的存在「R.D.」を誕生させました。ぶどう畑や地域への愛情も深く、今も地元の人々に親しまれる存在です。彼女が築いた「品質こそがすべて」という哲学は、今日のボランジェにも脈々と息づいています。時代を超えて受け継がれるこの精神が、ボランジェを唯一無二の存在へと導いているのです。
※画像はイメージです。ワインのラベルやキャップシール等の色、デザインは変更となることがあります。
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