黄金に輝く麦わら色で非常に細かな泡沫。その色合いはシャルドネ比率の高さと一番搾りの果汁のみの使用を物語ります。ライムやグレープフルーツの柑橘に、赤スグリやラズベリーなどの赤果実の香り。パイナップルやドライフルーツのニュアンスも。生き生きとハリのあるアタック。赤果実の豊かな果実味や、アーモンドやトーストの風味が複雑さを生み、最後にチョーキーなミネラル感が残ります。クリスタルのように透明感があり、活き活きとした味わいが特徴的です。
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戦後に創設された数少ないメゾン
エレガンスと複雑味がマリアージュした純粋なスタイル
ブルーノ・パイヤールは1981年、27歳の若さで自身の名を冠したメゾンを創設しました。戦後初の新しいシャンパーニュ・メゾンとして注目を集め、純粋さとフィネスを追求する独立系として唯一無二のスタイルを築き上げました。シャンパーニュ本来の美しさを表現するため、一番搾りの果汁のみを使用し、繊細でエレガントな味わいを生み出します。アッサンブラージュの芸術を重視し、ヴィンテージとリザーヴワインの調和により、年ごとの個性を巧みに表現することを大切にしています。
メゾンは現在、オジェ、ル・メニル、ヴェルズネイ、ブージィなど15の村に、6つのグラン・クリュを含む計32ヘクタールの自社畑を所有しています。ブドウは有機農法やビオディナミに基づき、除草剤を使わず持続可能な方法で栽培されています。醸造は区画ごとに分けてタンクや樽で丁寧に行われ、リザーヴワインを活かしたマルチヴィンテージのスタイルが特徴です。熟成期間は法定よりも長く、フラッグシップのN.P.U.は15年以上寝かせられます。1985年からは、すべてのボトルにデゴルジュマン日を記載し、品質への透明性も大切にしています。
2007年には、娘のアリス・パイヤールが父ブルーノのもとに加わり、チームの中心として活躍しています。彼女はまず一年間畑とセラーで経験を積み、その後4年間にわたり海外営業開発を担当しました。現在では経営を父とともに担い、メゾンの価値観を世界に発信しています。生産量は年間約40〜50万本と抑えられ、輸出先は欧州、アジア、北米を中心に30カ国以上。販売先は高級レストランや専門店に限定されており、ソムリエと共に丁寧な品質管理が行われています。
※画像はイメージです。ワインのラベルやキャップシール等の色、デザインは変更となることがあります。
またヴィンテージは、商品名や説明に記載がない場合、商品の画像と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
※商品の性質上、お客さまのご都合での返品・交換は原則としてお受けいたしかねます。