白い花や砂糖漬けのシトラス、白桃、青い桃の香り。さらにジンジャーや甘草、白コショウが重なります。口当たりは繊細でしなやか。2024年は透明感と純粋さが際立つヴィンテージで、凝縮した果実味に生き生きとした酸が調和し、美しいミネラル感が味わいを引き締めます。高標高の畑ならではのフィネスと緊張感を備え、古樹ブドウによる豊かな旨味と心地よい厚みがバランスよく広がります。余韻は長く、スパイスやミネラル感が上品に続きます。若いうちは端正な表情を見せながらも、熟成によってさらなる複雑さが期待できる、気品あふれるエレガントなスタイルです。
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ピュリニー・モンラッシェの代名詞ポール・ペルノ
~ドメーヌ・ポール・ペルノ/フランス・ブルゴーニュ~

1959年創業のピュリニー村を代表する名門
ドメーヌ・ポール・ペルノは1959年創業のピュリニー村を代表する名手です。創業者の孫とその息子たちにより運営され、ドメーヌ・ルフレーヴやモンティーユと並び、ピュリニーのトップ生産者として知られています。約20ヘクタールの畑を所有し、その65%がピュリニー・モンラッシェ内にあります。中でもバタール・モンラッシェとビアンヴニュ・バタール・モンラッシェという2つのグラン・クリュ、さらに5つのプルミエ・クリュという優れた畑を所有しています。ピュリニーを語る上で欠かせない存在であり、産地のスタイルを牽引するドメーヌです。

長い歴史と優良な古木が生む比類なきテロワール
ポール・ペルノは代々受け継がれてきた畑を多く有しており、中には200年以上の歴史を持つ区画も含まれています。特にレ・ピュセルやクロ・ド・ラ・ガレンヌ、シャン・カネ、フォラティエールなどピュリニーの優良プルミエ・クリュを幅広く所有し、それぞれが最高の区画と評価されています。植樹は1957~1961年が中心で、クローン以前の古木が現在も良好な状態で維持されています。区画ごとの個性を生かしたキュヴェ構成により、精緻で調和の取れたワインを生み出しています。

自然な栽培と丁寧な醸造が生む洗練された味わい
畑では除草剤や化学肥料を使わず、剪定した枝を土に還元するなど自然な方法で土壌を整えています。すべての収穫は手作業で行われ、健全なブドウのみを厳選しています。白ワインは空気圧式プレスで穏やかに搾汁後、澱を沈殿させ樽発酵。赤は完全除梗のうえ軽くプレスし、いずれも1年間樽熟成されます。新樽比率は村名20~30%、1級畑40%、特級畑50%と抑えられ、果実の風味が際立ちます。ミネラルと果実のバランスに優れたスタイルは、ピュリニーらしさの真髄を体現しています。