外観は鮮やかで明るいミッドパープルの外観。ラズベリージャム、チェリー、イチゴなどの熟した赤系果実や黒系果実に加え、スミレやチョーク、スパイスの印象も。熟した果実の核があり、ミネラル感が甘さを引き締めます。滑らかな舌触りで繊細さを備えながら、しっかりとした骨格と複雑さがあります。最後にフレグラントで、魅力的な余韻が続きます。熟成のポテンシャルも十分です。
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畑を愛したテロワリストが生み出す
世界を魅了するエレガンス
アンリ・ジャイエに師事後、1994年にドメーヌを継承
ドメーヌ・フーリエはブルゴーニュ地方、ジュヴレ・シャンベルタン村に拠点があります。1930年代の創業以来、家族経営を貫いてきました。現在の当主ジャン=マリー・フーリエ氏は1994年にドメーヌを継承。それまでに著名なアンリ・ジャイエ氏のもとで修行を積み、オレゴンのドメーヌ・ドルーアンでも経験を重ねていました。その結果、彼は品質向上のための明確なビジョンを持ち、テロワールを最重視する「テロワリスト」として、コート・ド・ニュイのトップクラスのワインを生み出す造り手へと成長。今日ではブルゴーニュを代表する造り手の一人として、世界中の愛好家や評論家から高い評価を得ています。
ドメーヌではジュヴレ・シャンベルタンを中心に、モレ・サン・ドニ、シャンボール・ミュジニー、ヴージョなどに約9.5ヘクタールの畑を所有しています。その7割以上がグラン・クリュまたはプルミエ・クリュという恵まれた条件にあります。古木のブドウを特に重視しており、平均樹齢は50年以上です。代表的な畑には1910年植樹のクロ・サン・ジャックや1928年植樹のグリオット・シャンベルタンがあります。農薬や除草剤は使わず、リュット・レゾネによる減農薬農法を実践。健全な果実を育てるため、冬季に厳しく剪定を行い、芽かきを徹底することで収量を制限しています。
フーリエのワイン造りは「何もしない哲学」、つまり介入を極力控える姿勢に基づいています。収穫したブドウは100%除梗し、自然酵母で発酵を行います。過度な抽出は避け、マセレーションは36~48時間、発酵温度は自然に任せます。新樽の使用は20%以下に抑え、澱引きや清澄、濾過は行わずに瓶詰めします。こうした手法により、果実のピュアさとフィネスを際立たせた、エレガントで繊細なワインが生まれます。若いうちから楽しめる飲みやすさを持ちながらも、長期熟成に耐えるポテンシャルを持っています。ピノ・ノワール愛好家必見の存在です。
※画像はイメージです。ワインのラベルやキャップシール等の色、デザインは変更となることがあります。
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