チェリーやカシス、ブラックベリーのアロマに、クローブやリコリスのスパイス香も。果実味は豊かで層をなし、酸とタンニンがしっかりと調和。フィニッシュは長く、若々しく白亜質のチョーキーな余韻が印象的。ピュアでエーテルのように香り高く、強さと奥行きを兼ね備えたワイン。まさに赤ワイン・ブルゴーニュの理想像と言える仕上がりです。
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パーカーポイント 100点の実力を持つ名手
1993年の「グリオット・シャンベルタン」がパーカーポイントで100点を獲得
ドメーヌ・クロード・デュガは、ブルゴーニュ地方ジュヴレ・シャンベルタン村に拠点を置く家族経営の生産者です。6世代にわたりワイン造りを続け、父モーリスの時代に1977年から自家元詰めを開始しました。1991年から「クロード・デュガ」の名でワインをリリースすると、瞬く間に名声を確立しました。「圧倒的なリッチさと誘惑的な魅力を備えながら、同時に力強く構造的。まさに『ワイン造りの偉業』と呼ぶにふさわしい一本」と評された1993年のグリオット・シャンベルタンがパーカーポイントで100点を獲得。一躍脚光を浴び、カルト的な人気を博する生産者となりました。
長男・長女・次女へと世代交代を実施
現在は長男ベルトランを中心に、長女レティシア、次女ジャンヌの三兄妹がドメーヌを支えています。新世代は父の偉大な遺産を尊重しつつ、より緻密で正確なワイン造りを志向しています。熟成は控えめに、タンニンは洗練され、収穫も早めることでフレッシュさを確保しています。和食のような繊細さや緻密さを意識したスタイルへと進化し、透明感とフィネスを重視したワインが生み出されています。ドメーヌ所有の畑には平均樹齢は70年、古いものでは樹齢100年を超える古樹が存在します。なお2022年はドメーヌにとってシャペル・シャンベルタンの畑を手放すこととなった、最後のヴィンテージとなりました。
所有と借地を合わせた畑は約6ヘクタールで、低収量で収穫された小粒のブドウがワインに凝縮感を与えます。リュット・レゾネ(減農薬農法)を採用し、化学肥料は一切使用しません。土を押さえつけず、土壌中の微生物の活動を大切にしています。醸造は簡素で、低温浸漬や温度管理は行わず、自然の力を最大限に活かしています。こうした丁寧な畑仕事と伝統的な醸造によって、テロワールとヴィンテージの個性が見事に表現された、唯一無二のワインが生まれています。
※画像はイメージです。ワインのラベルやキャップシール等の色、デザインは変更となることがあります。
またヴィンテージは、商品名や説明に記載がない場合、商品の画像と異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
※商品の性質上、お客さまのご都合での返品・交換は原則としてお受けいたしかねます。