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1983年にサントリーがシャトー ラグランジュを取得してから今日に至るまで品質向上の為に様々な努力を重ね、グラン クリュ3級としての評価を再構築してきました。
しかし、グラン クリュ シャトーにおけるワイン造りとは20年単位での時間を刻む終わりのない道のり。83年以降に植えられたブドウの樹が年を経て、より品質の高いブドウが収穫できる樹齢となりました。
2004年より、ラグランジュ復興のために心血を注いできた鈴田 健二に代わり、椎名 敬一が着任。椎名は新たなる20年を『創造』のステージと位置付け、ラグランジュが所有する畑のポテンシャルの限界に挑戦するという活動と投資を継続してきました。
2008年には光センサーによる選果台導入により、より精密な選果を行い、また小型タンク導入により区画毎の醸造が可能となり、ブドウやテロワールの個性をより忠実に表現することができるようになりました。ラグランジュはさらなる飛躍に向け、着実に進化を続けています。メドック格付け3級。1983年にサントリーが経営権取得。ブドウ畑の抜本的な再興と醸造設備の近代化を行いました。現在はマティウ ボルドと椎名敬一の新しい体制のもと、「復活」から「創造」の第二ステージへ。
このレ・フィエフ・ド・ラグランジュは、シャトー ラグランジュのセカンドワイン。
収穫は手摘みで行い、ステンレスタンクで15-25日間発酵後、新樽を25%使用して樽熟成を行います。
深みのある赤色で、ブラックカラント、スパイス、タバコ、チョコレートの香りを感じ、肉厚で長い余韻が楽しめるワインです。