時を越えた古葡萄の蔓から、深い紅の滴が語る歴史。

炎に照らされた夜の宴、スパイスの香り漂う料理と共に、星の光の下、心を通わせる友との対話。

フルボディのこの一杯が、記憶に刻まれる時間を紡ぎ出す。

共有する笑顔、温もり、そしてこの味わい深いワインが、

特別な瞬間を永遠に変える。

テイスティング

「味わい」

フルボディ: オールド・ヴァイン・ジンファンデルは、しっかりとした濃厚な口当たりがあります。

ダークフルーツ: ブラックベリー、プラム、あるいはラズベリーのような濃いベリー系のフルーツの風味が感じられます。

スパイス: シナモンやクローブのようなスパイスのニュアンスがあり、深みと複雑さを増します。

タンニン: しっかりとしたタンニンがありますが、熟成することで滑らかになります。

「香り」

ベリーとスパイス: 香りもフレーバーと同様に、ダークベリーやスパイスが豊かに広がります。

バニラやトースト: オーク樽での熟成が提供するバニラやトーストの香りが加わります。

土壌とミネラル: 古い樹齢のブドウからは、土壌やミネラル感も感じ取れることがあります。

「見た目」

深いルビー色: 熟したブドウから作られるため、ワインは深いルビー色を帯びています。

濃密でクリア: ワイングラスに注ぐと、その濃密さがありながらも透明感のある質感が確認できます。

ハーモニー料理

肉料理: 特に赤身の肉は、Zinfandelと非常に相性が良いです。ビーフやラムのロースト、バーベキューのリブやステーキなどがおすすめです。肉の濃厚な味わいが、ワインの風味と調和します。

スパイシーな料理: スパイスを効かせた料理や少し辛みのある料理も、このワインとよく合います。例えば、カレーやスパイシーなメキシカン料理、イタリアンのスパイシーなソーセージ料理などが挙げられます。

熟成チーズ: 熟成されたチーズ、特にチェダーやゴーダ、ブルーチーズなどは、Old Vine Zinfandelとのペアリングで新たな味わいを楽しむことができます。

グリル野菜: 炭火で焼いたり、グリルした野菜も良い選択肢です。特にマッシュルーム、パプリカ、ナスなどの野菜がおすすめです。

デザート: チョコレートを使ったデザートや、ベリー類のタルトなど、果実味豊かなスイーツも良い組み合わせです。

ワイナリー情報

ドン・セバスチャーニ＆サンズは、イタリアから移住してきた初代のサミュエル・セバスチャーニが、1904年に最初のワインを造ってから100年以上の長い歴史と経験を持つファミリーです。

3代目のドン・セバスチャーニが2人の息子と共に、2001年に現在の会社を設立しました。ソノマに自社畑を持っていますが、多くはカリフォルニア各地の優秀な栽培家と長期契約を結びブドウを調達、ナパの自社セラー「スティールバード」で醸造を行っています。

ドン・セバスチャーニ＆サンズは20 年以上に渡り、それぞれの目的に合った多様性のあるワインを造り続けてきました。どのシリーズも品質と価格のバランスの取れたコストパフォーマンスの大変高いワインばかりです。

アメリカではワイン・エンシュージアスト誌で17回「Best Buy」を、そしてワイン・スペクテーター誌では21回の「Best Value」賞に輝きました。

日本では毎年年末に話題となる「一個人」誌で何度も1位に輝き、ワイン王国誌のブラインド・テイスティングで五つ星を獲得する等、国内外でコストパフォーマンスの高さが証明されています。

パッケージは、ブリスル・コーン・ツリーと言われる松の一種の、流れるように美しく渦を巻いた木目がラベルに描かれています。

自然の美を追求し、ブドウ品種の個性を美しく表現したシリーズです。