核果類や白い花、トーストしたパンの魅惑的な香り。口に含むと調和の取れた酸とほのかな苦みを感じます、ピュリニーに隣接する区画由来のフィネスと繊細さを備えています。涼しかった2021年らしく、丸みのある味わいながらフレッシュでエレガントなスタイルに仕上がっています。
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ミネラル感ときれいな酸味
ピュリニー・モンラッシェを代表する造り手
名門の系譜を継ぐ情熱の造り手
フィリップ・シャヴィは、ピュリニー・モンラッシェ村に拠点を置く名門「シャヴィ」一族の一員で、アラン・シャヴィやジャン・ルイ・シャヴィの従兄にあたります。1990年に父アルベールからドメーヌを引き継ぎ、それまでネゴシアンに販売していたブドウを自家元詰めへと切り替えました。母方のロピトー家から受け継いだムルソーの畑も含め、現在では14のアペラシオンにまたがる約6ヘクタールの畑を所有し、ピュリニー・モンラッシェの伝統と革新を体現する造り手として高い評価を得ています。
シャヴィの畑では、環境に配慮した栽培を徹底しており、除草剤や殺虫剤は使用せず、自然のサイクルを尊重した作業を行っています。土に空気を送り込むことで微生物を活性化させ、ハーブの煎じ液を肥料として使用するなど、ビオディナミの考え方も積極的に取り入れています。収穫は毎年30人ほどの手摘みチームによって行われ、他のドメーヌよりも早めのタイミングで実施されます。こうした丁寧な畑仕事が、ピュリニー・モンラッシェならではのミネラル感と美しい酸を備えた果実を生み出しています。
醸造では、空圧式のプレス機でゆっくりと搾汁し、透明感のある果汁を得ることで、澄んだアロマを引き出しています。温度管理を徹底しながら発酵を行い、バトナージュはあえて行わず、ワイン本来の個性を尊重しています。新樽の使用は10〜30%と控えめにし、軽めの焼き加減の樽を使用。約11ヶ月間の熟成を経て、春まで亜硫酸は添加せず、最小限の処理にとどめています。瓶詰は重力を活用し、清澄・濾過を行わないことで、ピュリニー・モンラッシェの気品とピュアな果実味をそのまま届けています。
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