淡いレモンとライムを思わせる色調。白桃や洋梨、サンザシの香り。さらにエキゾチックな紅茶やスパイス、ほのかな乳酸のニュアンスも。口当たりはなめらかで、熟した果実のふくらみがあり、明確なミネラルと豊かな酸味を感じます。フィニッシュにはわずかな塩味が寄り添い、澄んだ果実の印象とともに長い余韻が残ります。芳香豊かなブーケと、繊細さ&奥行きを兼ね備えたクラシックなムルソーです。
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(フランス・ブルゴーニュ)

5世紀の歴史が息づくムルソーの名門ドメーヌ
ドメーヌ・レミ・ジョバールは、ルネッサンス期から5世紀以上にわたりワイン造りを続けてきた名家で、ムルソー村を中心に9.7haを所有する歴史ある造り手です。1991年に父シャルルから現当主レミがドメーヌを継承し、品質を追求する姿勢がさらに深まりました。転機となったのは1993年のムルソー・アン・リュロールの取得で、化学肥料により樹を失った経験が、レミを自然に配慮した農法へと導くきっかけとなります。2011年には※AB認証も取得しています。畑はムルソーらしい粘土・石灰質土壌が中心で、時間とともに真価を発揮する、ピュアで伸びやかなワインを生み出しています。ジョバール家の哲学は「自然のリズムを尊重し、本来の果実味を最大限に表現すること」で、その姿勢は現在も変わることなく未来へと受け継がれています。
レミ・ジョバールのワイン造りは、ブドウそのものの純度と自然な表情を引き出すことを最優先に据えています。圧搾では段階的に圧力をかけられる特別なプレス機を使い、果皮や種から不要なえぐみが出ないよう細心の注意が払われています。発酵は自然酵母に委ね、アッサンブラージュ後は6ヵ月間も澱が自然に沈むのを待つ姿勢が特徴です。樽使いにもこだわりがあり、ブルゴーニュでは珍しいオーストリア産の大樽と樽を採用し、新樽率は20%に抑えています。これによりバニラや過度なトースト香が排され、ブドウ本来のアロマと引き締まった果実味が前面に現れます。現在のジョバールは、控えめでありながら精妙な樽のニュアンスを備え、ワインに奥行きと余韻の長さをもたらすスタイルへと進化しています。これから先の世代にも受け継がれるであろう、ムルソーのエレガンスを体現するドメーヌです。
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※AB認証(Agriculture Biologique) フランス政府が定める 有機農産物の公式認証制度。化学肥料や合成農薬、遺伝子組換え技術を使用せず、自然環境の保全と持続可能な農業を重視しています。EUの有機規則に基づき運用されており、フランス国内外で信頼性の高いオーガニック認証として広く認知されています。2012年以降は 栽培だけでなく醸造工程も対象に含まれるようになり、SO2の使用量にも制限が設けられています。
公式サイト(フランス農業・食料省):https://agriculture.gouv.fr/
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