オスピスで「5名の有望な若手生産者」に選出された実力派が生み出す凝縮感あふれるACブル。レッドチェリーやプラムが芳醇に広がり、スパイスや黒果実系の香りも混ざり合います。ジューシーでたっぷりの果実味、ほどよいタンニンと柔らかい質感。樹齢50年以上のブドウから造られるエネルギーあふれるワインです。
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オスピスで「5名の有望な若手生産者」に選出された実力派ドメーヌ
1910年にアンリ・ブーヴィエがマルサネ村にドメーヌを設立。1950年にはルネ・ブーヴィエがドメーヌを引き継ぎ、畑を12haまで増やしました。
1992年に現当主ベルナール・ブーヴィエがドメーヌを引き継ぎ、2005年にはオスピスで「5名の有望な若手生産者」に選出されました。2006年、ジュヴレ村に新醸造設備を設立し(ドメーヌ・フィリップ・シャルロパンの隣)、現在では北はディジョンから南はヴォーヌ・ロマネまで合計30haの畑を所有しています。所有する畑のブドウ樹の樹齢は高く、平均樹齢は約50年、ジュヴレ・シャンベルタンにおいては90年を超える樹齢の樹もあります。
ミュシュランの星付きレストランで採用、フランスの著名なワインガイド誌「ベタンヌ+ドゥソーヴ」では4ッ星取得(最高は5ッ星)、「ル・ギド・デ・メイユール・ヴァン・ド・フランス2019年版」では1ッ星(最高3ッ星)に昇格するなど、ますます評価を高めています。
区画ごとのテロワールを重要と考え、区画ごとの特徴をブドウに反映させるため細部にまでこだわったワイン造り
現当主ベルナールはワインを造り出してすぐ、ヴィンテージにすら左右されない個性となる「区画ごとのテロワールの重要性」を理解し、畑ではなく区画ごとの特徴をピノやシャルドネ等のブドウ果に反映させるよう、日々の畑作業に心を砕いています。
早過ぎず遅すぎず、そのブドウが表現できる最高の熟度で収穫し、ピュアでバランスの良いワインを醸すためには、その成長を見守り、じっくりと耐え忍ぶ事が必要と考え、ワインの醸造にできるだけ介入するのではなく、テロワールの特徴を表現することを大切にしています。
■畑について
生物多様性を重視したブドウ栽培を行っています。2009年よりビオロジックに転換し、2013年にエコサート認証取得。2016-17年は天候の不測の悪化によりビオロジックは断念しましたが、現在は再びビオロジックで栽培しています。
ブドウ果は一株あたり8房までに制限し、平均でブルゴーニュACクラスは50hl/ha、村名クラスは35hl/ha、1reCruクラスは30hl/haまで生産量を抑えています。
■収穫について
最高の熟度で収穫するため、区画ごとに収穫日を決めています。ブドウは丁寧に手摘み収穫し、傷つかないように、小さなコンテナで醸造所まで運びます。選果は「畑(収穫時)」→「振動選果台」→「手作業選果」と3回に渡って徹底的に行います。
■醸造について
赤ワインは全房を50-80%使用。抽出しすぎないよう、近年は発酵前の低温マセレーションは行いません。SO2の使用は極力抑え、酵母の添加はせず、自然酵母のみで約20日間発酵。酵母の働きを妨げない様、ピジャージュやルモンタージュを行う事で「テロワールやヴィンテージの個性」がしっかりと出る様にしています。アペラシオンの個性を最大限発揮出来るようにAC毎にフィニッシュを変えたフレンチオーク樽で16~18ヶ月熟成させます。新樽率はキュヴェやヴィンテージにより10-15%。