『アシェット』に毎年掲載され、ボランジェも惚れ込む新時代を担うトップ生産者。酸化熟成によりNVとは思えない奥行きを有します!
【土日祝日除く】ご指定がない場合、ご注文日から1~2営業日で発送します。
お届け日は、エリアにより出荷翌日から翌々日となります。
洋ナシ、白桃、リンゴなどの果実感と長い熟成を感じさせる酵母感や少しのアーモンド香、アカシアや蜜を感じさせる柔らかさに、圧倒的なミネラル感は特筆もの。スタンダードクラスとは思えない凝縮感と奥行きを感じることのでき、ボランジェが彼のブドウを欲しがるのがよくわかる素晴らしいクオリティのシャンパーニュです。
ドメーヌの歴史は1971年にさかのぼります。当時、カロ家はメゾン・エイドシックがアヴィーズ村に所有していた畑とセラーを買い取り、ネゴシアンに提供するブドウの圧搾を開始しました。ビジネスで成功したカロ家は、1985年にドメーヌ・ピエール・カロを設立。元詰めシャンパーニュの醸造を始めました。1987年には醸造学の免状を取得後、ボルドーやシャンパーニュのテタンジェ、ヴランケンなどで働いていたティエリーがドメーヌに参画し,1996年に当主に就任しました。
現在、ドメーヌは7.25haの畑を所有。栽培は環境に配慮したリュット・レゾネを実践しており、土も耕耘しています。その他、年間を通じて行われる畑での作業のすべてが手作業で行われ、ブドウも丹念に手摘みで収穫しています。アヴィーズ、クラマン Cramant、シュイイ Chouilly、グローヴ Grauvesの4つの村に合計7.25haの畑を所有しており、そのうち5haで収穫したブドウのみがドメーヌのシャンパーニュの醸造に使われ、残りの2.25haで栽培されたブドウはすべてボランジェが購入しています。このためドメーヌの元詰めシャンパーニュの年間総生産量は4万本前後しか造られません。また、ボランジェがアヴィーズ村に所有する0.6haの区画の栽培も小作契約で任されているレコルタンでもあります。
これだけでも十分に高い品質が期待できますが、さらにカロは自身のドメーヌ・シャンパーニュでも高い評価を得ています。『アシェット』に毎年掲載される常連で、『クラスマン(現メイユール・ヴァン・ド・フランス』)においては、「クリュッグ・スタイルの熟成に値するシャンパーニュ!」とまでコメントされているほどです。
このブラン・ド・ブランは、アヴィズとクラマン、シュイイのシャルドネを使用。2015年ヴィンテージのベースワイン65%に、リザーヴ・ワイン35%(内5%は木製キューヴで1年間熟成)のアッサンブラージュ。ステンレスタンクで発酵後、シュール・リーの状態で8ヶ月熟成。マロラクティック発酵後、瓶内二次発酵及び熟成(41ヶ月)。