ルビーがかった綺麗な紫色。赤系や黒系のピュアな果実味に綺麗な酸とミネラル。ブルゴーニュの奇跡と呼ばれるティベールのポテンシャルに納得できる、エレガントでバランスの良い味わい。
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もともとワイン造りを家族代々で引き継いでいくケースが多いブルゴーニュにおいてピエール・ティベールは異色と言えます。ワインとは無縁の家庭に産まれたピエールが、情熱からワイン造りを選び、たった一代で名声を築き上げた、『ブルゴーニュの奇跡』と呼ばれる小さなドメーヌです。
ボーヌの醸造学校で学んだ後、オークセイデュレスの生産者のもとで働き、経験を積みます。そして5年後の1989年に、コルゴロアンで、古いワイナリーを購入したことで、ピエールの物語が始まりました。そこは、コート・ド・ボーヌとコート・ド・ニュイの間にある石切り場が多くを占める村の1つです。文字通りのガレージワイン。発酵槽、プレス機、貯蔵タンク、ポンプ、ホース、樽。瓶詰めやラベル貼りの機械も。車2台分のスペースで行われてきました。最初は定額小作(地主と賃貸契約をした土地で、ぶどう作りをすること)から始まり、少しづつ畑を購入し、遂には、ニュイ・サン・ジョルジュの1級畑を含め、4haの畑を所有し現在に至ります。
土壌と植物を尊重した伝統的な醸造法。熟成はアペラシオンに応じてタンクまたは樽で行われ、より高級なキュヴェでは少量の新樽が使用されます。生産物の多くはワイナリーで販売されていますが、フランスの権威あるガイドや雑誌(『ガイド・アシェット』、『ブルゴーニュ・オージュール・ユイ』、『レビュー・ド・ヴァン・ド・フランス』など)で定期的に引用されているため、遠方からの顧客も訪れ、コアなファンの心をがっちりと掴んでいるようです。
2019年からは、息子のアルテュールも加わり、新しい世代のエッセンスが加わる事で、更なる飛躍が期待できる注目のドメーヌです。
(インポーター資料より引用)