馬上酒造「大号令」村上杜氏と学ぶ「酒母」(オンライン)〜日本酒深掘り講座〜

会場 | 青山 |
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回数 | 全1回 |
定員 | 14名 |
開講日 | 11/9 (日) |
催行決定日 | 11/2 (日) |
講師 | 近森裕司 |
コース | 日本酒コース |
備考 | お申込みをキャンセルする場合は、講座日2週間前までにご連絡ください。それ以降のご連絡は全額をお支払いいただきます。 |
一般申込の方は2025年08月03日(日)11:00より受付開始
講座概要
日本酒の酒母はどのようにして生まれ、変化してきたのでしょうか?
昔の酒は酒母という考え方はなく、酒母=お酒でした。
酒造りは稲作伝来の頃からの「口噛み酒」から始まったと思われ、
平安の頃、麹菌を使った酒が生まれたと思われます。
この頃は甘い薄く濁ったアルコール度数の低いお酒だったのでしょうか。
酒が権力から寺院に移行し技術が進歩します。
乳酸菌のつくる乳酸を利用した酒造りが生まれます。「菩提泉」です。
この「麹菌」「乳酸」の利用が酒造りの大きな技術の変化となります。
酒が権力・寺院から庶民に移行していく中、酒の需要はとても大きくなりました。
大量生産の必要性が生まれ、まず容器が大型化していきます。
冷却手段のない時代、大きな液体の温度をコントロールすることは容易ではありませんでした。
そこで生まれたのが3つ目の技術「段仕込み」、酒母から徐々に大きくするという技術です。
江戸時代初期までは季節に合わせた多様な酒母がありました。
政治的な要因もあり寒造りが奨励され、酒母の技術は生酛で一度完成されます。
次の変化は明治時代でした。
西洋の新技術が導入され「腐造をなくす安全な酒造り」の技術が進歩していく中、「山廃酒母」や「速醸酒母」が生まれます。
これらの酒母たちにはどんな特徴があり、どんな技術が隠れているのでしょうか?
「生酛」「菩提酛」「速醸酒母」を実際に育て酒造りをされている「馬上酒造(大号令)」の村上杜氏と深掘りしてみましょう。
講座日程
11/9 (日) 開講クラス
日曜日 14:30~16:30 講師:近森裕司
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第1回2025/11/09 (日) 14:30~16:30
講師紹介
費用
受講料 |
11,000円 (税込)
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お支払い | クレジットカード、銀行振込 |
※ はじめてお申し込みの場合は、登録料として5,500円(税込)を申し受けます。翌年以降は、年間更新料:2,200円(税込)となります。申込講座の終了日までに登録期限が切れる場合は、更新料が発生します。 |
一般申込の方は2025年08月03日(日)11:00より受付開始
Hiroshi ChikamoriJ.S.A.認定ワインエキスパートJ.S.A.認定SAKE DIPLOMA沖縄県知事認証 泡盛マイスターウイスキーコニサー唎酒師楽しく学ぶクラスを心がけています。毎回の講座後に有志でランチクラス会を行います。講師セレクトの日本酒を持ち込み楽しくランチしてクラスの交流を深めています。造りの勉強の後には酒蔵見学を毎年企画しています。理解して覚えられるよう、教本のポイントをよりわかりやすく読み解いたオリジナル資料を作成しています。一歩先の知識へのヒントをショートカットで盛り込みます。日本の歴史と共に歩んできた「日本酒」と食文化を、長年積み重ねで完成された日本酒の研ぎ澄まされた技術と、それを近代化に導いた先人の努力の歴史を、なぜ?をひとつずつ解決しながら学んでいきましょう!テイスティングは知識と感性の融合です。知識を身につけながら自分の感性を大切に伸ばしながら、少し試験向けにアレンジしつつ、テイスティングとペアリングを楽しむ技術を伸ばしていきましょう。