• 青山校

気候を飲み解く――気象データを見ながら日本各地のピノ・ノワール

会場 青山
回数 全1回
定員 12 名
開講日 3/9 (金)
催行決定日 3/2 (金)
講師 日向理元
コース 特別セミナー

講座概要

本セミナーの講師を務める日向は、本業の傍ら、ワインを究めるためにUC Davisのワイン造りコースを修め、カルトワインを造るべく動き出しました。しかし、どこでワインを造るかを決めることは容易ではありませんでした。鳥海山南麓にワイン用ブドウ園、日向エステートを設立するまでの軌跡をたどってみたいと思います。
講義の最初は、日本各地のピノ・ノワールの比較試飲となりますが、テイスティングに先立ち各ワイナリーの近隣にある気象観測点で測定された、平年とヴィンテージ年の気象データ(気温、降水量、日照時間)を配布しますので、気候がワインの味わいにどのように影響するか考えていただきます。
講義の後半は、ロマネ・コンティ等ブルゴーニュの畑の分析、標高と気温、斜面の向きと斜度、土壌の粒子と成分、降雪と雪・霜対策、地質調査と土壌改良、日本各地におけるピノ・ノワールの栽培の課題と可能性、土地利用図の活用法、農地の制約、農業者になるための枠組みなどについて講師の経験を交えて解説しディスカッションをします。
ワイン愛好家はもとより、ブドウ造りをはじめようとしている人の参加をお待ちしております。
ワインの購入・保管には万全を期しておりますが、流通量の少ないワインを使用しているため、劣化している場合でも代替ワインがないことは予めご了承ください。クラス会は予定しておりません。

カリキュラム

第1回

講義内容に沿ったワイン6~7本をブラインドにて供出します。

講座日程

期間:全1回修了
募集終了

3/9 (金) 開講クラス

金曜日 19:00~21:00  講師:日向理元

  • 第1回
    2018/03/09 (金)  19:00~21:00
※こちらの講座は振替制度対象外講座となります。

講師紹介

ワイン造りを夢見る空想ワインメーカー。カリフォルニア大学UC Davis Extension Winemaking Certificate Program修了。 J.S.A.認定シニアワインエキスパート。訳書にレミントン・ノーマン著「ブルゴーニュのグラン・クリュ」(白水社)。 「ワイン男子101人の“もてなしワイン”300本」(JSA)執筆にワイン男子として参加。

費用

受講料
8,640円 (税込)
お支払い クレジットカード
  ※ はじめてお申し込みの場合は、登録料として5,500円(税込)を申し受けます。翌年以降は、年間更新料:2,200円(税込)となります。申込講座の終了日までに登録期限が切れる場合は、更新料が発生します。
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