レビュー 19件
ウルテリオール・ナランハ
ウルテリオール・ナランハ
ウルテリオールシリーズのガルナッチャ(赤)は個人的にとてもお気に入りなのですが、今回はアルビージョ・レアル(オレンジ)。こちらも淡さとエレガンスがなんとも心地よいです。アプリコットや黄桃に、紅茶、ほのかにドライハーブやスパイスのニュアンスを持ち、アロマティックな印象を持ちながらも、オレンジワイン特有の穏やかなタンニンと質感で食事にも寄り添う仕上がりに。
赤ワイン
クロ・ヴージョ
クロ・ヴージョ
じんわりと舌の上に広がる滑らかな旨味はその厚みを保ったまま余韻にまで続きます。口に含んだわずかな液体から湧き上がり続ける芳醇な香りがなんとも心地よく、反射的に「うんまっ、これ」と漏れ出てしまいました。ふくよかなボリューム感とエレガンスの調和が美しい、斜面上部のクロ・ヴージョ。生育環境の素晴らしさはワインの豊かさに直結するのだと改めて認識する機会となりました。
スパークリングワイン
3つ星獲得のシャンパーニュの匠!パスカル・ドケ ブラン・ド・ブラン&ロゼ2本セット
3つ星獲得のシャンパーニュの匠!パスカル・ドケ ブラン・ド・ブラン&ロゼ2本セット
「ワインが好きな方へのプレゼントで何か良いシャンパンない?」
友人に相談されても自信を持って勧められるのがこのパスカル・ドケ。
テイスティングカーヴ(当スクール直営のワインバー)では年間で500本以上のシャンパーニュを提供しているかと思いますが、その中でもスタッフ人気No.1生産者なのではないでしょうか。豊潤さ、凝縮感、緻密さ、どれもが高いレベルかつバランス良く整っていて、とにかく完成度が高いです。
それぞれの楽器の音がちゃんと聴こえながらも全体として完璧な調和を保つ玉置浩二のコンサート(故郷楽団2024)に似た要素を感じます。
スパークリングワイン
フランチャコルタ フランチェスコ・1
フランチャコルタ フランチェスコ・1
フランチャコルタは、イタリア・ロンバルディア州でシャンパーニュと同じ瓶内二次発酵で造られる高級スパークリングワインです!
熟した洋梨、柑橘、ビスケット、ポップコーン、火打石を思わせる還元的な香ばしさに加え、しっかりと熟した果実味で膨らみのある仕上がりに。
後口は丸みのあるつややかな酸と柑橘の皮のようなほのかな苦みがバランスを整えてくれます。余韻も心地よく続き、満足感高めです。
赤ワイン
コトー・シャンプノワ・ルージュ・マルイユ・シュール・アイ・ポゥネ
コトー・シャンプノワ・ルージュ・マルイユ・シュール・アイ・ポゥネ
このワインを飲んで、吐息を混ぜながら低音のハスキーボイスでバラードを歌う玉置浩二を思い浮かべるのは私だけでしょうか(おそらく私だけでしょう)。芳醇かつエレガント。繊細でありながら野生的な力強さも兼ね備えている。そう思い始めると、無濾過ならではのやや濁りのあるワインの外観すら、透き通った綺麗な面だけではない人生の苦しみをも含んだ彼の歌声に重ねてしまいます。
なかなか飲む機会の少ないシャンパーニュ地方で造られる非発泡ワインのコトー・シャンプノワ。芳醇な風味とジュワっと広がる旨味が印象的で、軽く煮詰めたイチゴやレッドチェリーに、スパイスやアーモンド、土、野生味を思わせるニュアンス。ワインもコンサートも、良いものは長くふくよかな余韻が続きます。
スパークリングワイン
アントシアン・ロゼ・プルミエ・クリュ
アントシアン・ロゼ・プルミエ・クリュ
「完成度が高いなぁ」
そんな感想が心の中でこぼれてきます。
ワインの品質を評価する際、風味や酸、凝縮度、複雑さ、バランス、余韻など様々な軸を見ていくわけですが、そのどれもが細かいところまでケアされ、バランス良く整っている印象を受けます。ワインを飲むときについつい”何が足りないか”という粗探しをしてしまいがちな自分にも「物足りない要素を見つける方が難しい」と思わせてくれるワインです。
白ワイン
リューデスハイム・ベルク・シュロスベルク・リースリング
リューデスハイム・ベルク・シュロスベルク・リースリング
柑橘、白桃、アプリコット、パイナップル、貝殻、ぬれた石、ハチミツ、ぺトロール、ほのかにハーブやナッツ。
スリムで締まりのある筋肉質な印象で、口に含むと引き締まった果実味が弾け出し、鋼鉄のような酸が伸びていきます。熟成が非常に楽しみなプレミアムワインです。
赤ワイン
ジュヴレ・シャンベルタン
ジュヴレ・シャンベルタン
このワイン、控えめに言って、「生まれつき美しい人が努力もしてきた」みたいな感じなんですよね。
熟成させたらもっと化けるって分かってるけど、今もうすでに魅力が漏れ出てて、
『若いけど、あなたちゃんと“芯”あるね』ってなる。
繊細。でも強い。
クラシック。でも色っぽい。
私にとってデュガは、ブルゴーニュの中のブルゴーニュです。
スパークリングワイン
ラエルト・フレール ブリュット ウルトラディション
ラエルト・フレール ブリュット ウルトラディション
リンゴや酵母、蜜などのふっくらとした香りを中心に、グレープフルーツの爽やかさ、金柑の優しい甘さ、石灰、軽めのメイラードのニュアンス。丸み、柔らかさのある大らかな味わいが非常にムニエ中心らしく心地よい味わい。酸もシャンパーニュとしては穏やかで、全体の雰囲気によくリンクしている。スムーズな口当たりで、味わいもスッと広がります。
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