垂直試飲で検証。”当たり年”の真偽。 =クロード・デュガ、2001、03、05、06=

会場 大阪
回数 全1回
定員 12 名
開講日 12/2 (金)
催行決定日 11/25 (金)
講師 寺下光彦
コース 研究科コース

講座概要


メディアやヴィンテージ・チャートが言う”当たり年”は、本当に当たり年なのでしょうか?

その基準は? その5年後、10年後は??


この問題は、ワイン・ラヴァーにとって、永遠の課題です。


講師:寺下光彦は、ワイン雑誌「ヴィノテーク」での計50回以上にわたるフランス、イタリアへのワイン産地渡航で、 ワイナリーで生産者と共に、同一ワインのヴィンテージ違いを多数、同時に比較試飲(=垂直試飲)を、無数に経験してまいりました。


その経験を繰り返せば繰り返すほど、深まったのは、「グレート・ヴィンテージとされる年より、いわゆるノーマル・ヴィンテージの方が、よりフィネス、および華麗さ、深遠さの点で上回る場合が非常に多い」という思いでした。


多くの生産者も「ヴィンテージをグレートだとする判断基準が間違っている。単に暑かった年=グレートヴィンテージではない!!」と語っていました。


今回の講座は、ブルゴーニュの神話的生産者の一人、 クロード・デュガのジュヴレ・シャンベルタン、2001、2003 、2005、2006を同時に抜栓し、「グレート・ヴィンテージは、本当にグレートか?」を、検証します。

(ワインは、この4本+近年の注目ピノ・ノワール2本、計6本を抜栓します)


必ずや、 非常に興味深い(衝撃的な)結果が出ると確信しております。


現代は、地球気候危機、地球気候崩壊が猛スピードで悪化する時代です。

2017年から2020年まで、フランスとイタリアがアフリカ化 したかのような酷暑、猛暑ヴィンテージが続きました。


そんな今こそ、過去をふり返り、暑かった年(2005など)は、本当にグレートだったのか? を検証することは、ワインラヴァ―にとって、喫緊の必要があるとさえ思えるほどです。


それぞれのヴィンテージには、 ブルゴーニュの詳細な気温変化データを資料添付します。


この講座で、きっと新たな「ヴィンテージ観」と、チャートを盲信しない、深い「ヴィンテージ判断力」が生まれることでしょう。

カリキュラム

第1回

クロード・デュガ ジュブレ・シャンベルタン 2001、2003、2005、2006年を同時試飲。 ヴィンテージ・チャートの真偽を検証。

講座日程

期間:全1回修了
募集終了

12/2 (金) 開講クラス

金曜日 18:30~20:30  講師:寺下光彦

  • 第1回
    2022/12/02 (金)  18:30~20:30
※こちらの講座は振替制度対象外講座となります。

講師紹介

ワイン専門誌『ヴィノテーク』記者として、15年以上、世界各地のヴァン・ナチュール生産者を無数に訪問。その膨大な経験と、30年に渡って大量に1級シャトーやブル・グラン・クリュを飲み続けた経験を土台に、有名高級ワインに勝るとも劣らない、ヴァン・ナチュールを厳選します。

費用

受講料
16,500円 (税込)
お支払い クレジットカード
  ※ はじめてお申し込みの場合は、登録料として5,500円(税込)を申し受けます。翌年以降は、年間更新料:2,200円(税込)となります。申込講座の終了日までに登録期限が切れる場合は、更新料が発生します。
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