クローンと台木

会場 | 青山 |
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回数 | 全1回 |
定員 | 14名 |
開講日 | 1/5 (木) |
催行決定日 | 12/29 (木) |
講師 | 日向理元 |
コース | 研究科コース |
講座概要
クローンの異なるピノ・ノワールの試飲により、クローンの個性に迫ります。ピノ・ノワールは歴史が古く、多くの突然変異を遂げてきたと思われます。クローンは味わいに影響を与えるのでしょうか?ブルゴーニュの代表的なクローン667、777、アメリカで好評を博した828Faux、Pommardおよびこれらのブレンドを比較試飲しながら、フランスと新世界のピノ・ノワール・クローンの系譜を解説します。
クローンとともにワインの栽培において欠かせないのは台木です。19世紀、新大陸に生息していたフィロキセラは、ヨーロッパに侵入しブドウ畑に壊滅的な被害をもたらしました。様々な対処法が論じられましたが、採用されたのはアメリカ系ブドウ樹に従来のワイン用ブドウを接木することでした。これによって、従来の味わいを損なうことなくフィロキセラ耐性をもつブドウが生産可能となりました。ヨーロッパでしか作れなかった苗木が様々な土地で栽培可能となり、ワイン産業の多様性に貢献しています。
このほか、ウイルス、ブドウ樹の輸入について詳述します。
クローンのテイスティングを極めたい人、ワイナリーやブドウ園の立ち上げを考えている人、ブドウの生態をもっと知りたい人向けの内容です。
カリキュラム
第1回
クローンと台木
講座日程
1/5 (木) 開講クラス
木曜日 19:00~21:00 講師:日向理元
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第1回2023/01/05 (木) 19:00~21:00
講師紹介
費用
受講料 |
9,900円 (税込)
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お支払い | クレジットカード |
※ はじめてお申し込みの場合は、登録料として5,500円(税込)を申し受けます。翌年以降は、年間更新料:2,200円(税込)となります。申込講座の終了日までに登録期限が切れる場合は、更新料が発生します。 |
ワイン造りを夢見る空想ワインメーカー。カリフォルニア大学UC Davis Extension Winemaking Certificate Program修了。J.S.A.認定シニアワインエキスパート。訳書にレミントン・ノーマン著「ブルゴーニュのグラン・クリュ」(白水社)。「ワイン男子101人の“もてなしワイン”300本」(JSA)執筆にワイン男子として参加。