プログレッシブ日本酒テイスティング

会場 | 青山 |
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回数 | 全4回 |
定員 | 28 名 |
開講日 | 1/29 (土) |
催行決定日 | 1/22 (土) |
講師 | 山内祐治 |
コース | 日本酒コース |
振替カテゴリ | カテゴリーG |
講座概要
Sake Diplomaの資格は取得したものの、最近分析的に日本酒を飲んでいない皆様により高次の日本酒のテイスティング講座を用意致しました。
この講座は、わたくし山内祐治がSake Diplomaの資格保持者や、それに相当する皆様に向け、もう1歩日本酒テイスティング能力を伸ばしたいと言う思いを現実にする講座です。
アイテム数はそこまで多くせず、その分しっかりとしたロジックに基づいて日本酒をテイスティングしていこうと思います。
日本酒は、造りを重視してテイスティングすることが重要と感じます。造りを重視したテイスティングということは、造りの技術と効果を理解し、それがどのように味わいや香りに反映されるかが重要です。
前半をテイスティングのための座学、後半をテイスティングとして、香りと味わいに更に踏み込んでいきます。吟醸香、アルコール添加、特定名称。本来ならSake Diplomaはこの辺りがわかれば合格かと思いますが、この授業では吟醸香のタイプ、精米歩合、生酒、さらにアルコール度数や酸度、アミノ酸度の数字などにも、言及します。
もう少し日本酒に向き合ってみたい方、山内が資格のもう少し先へお連れします。
※前シーズンの日本酒テイスティングアドヴァンス講座と同内容です。
こんな方に
おすすめ
カリキュラム
第1回
醸造と数字を理解する その1 吟醸香 精米歩合
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講座内容
醸造と数字を理解する その1 吟醸香 精米歩合
第2回
醸造と数字を理解する その2 香りと操作 生酒、濾過、加水、アル添
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講座内容
醸造と数字を理解する その2 香りと操作 生酒、濾過、加水、アル添
第3回
香りと味わい 日本酒を取り巻く情報を推測する
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講座内容
香りと味わい 日本酒を取り巻く情報を推測する
第4回
まとめ 日本酒を取り巻く情報を総括する
講座日程
1/29 (土) 開講クラス
土曜日 11:00~13:00 講師:山内祐治
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第1回2022/01/29 (土) 11:00~13:00
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第2回2022/02/05 (土) 11:00~13:00
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第3回2022/02/19 (土) 11:00~13:00
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第4回2022/02/26 (土) 11:00~13:00
※振替制度について詳しくはこちら
講師紹介
費用
受講料 |
30,800円 (税込)
1回あたり7,700円(税込)×4回 |
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お支払い | クレジットカード |
※ はじめてお申し込みの場合は、登録料として5,500円(税込)を申し受けます。翌年以降は、年間更新料:2,200円(税込)となります。申込講座の終了日までに登録期限が切れる場合は、更新料が発生します。 |
J.S.A. 認定ソムリエ、SAKE DIPLOMA、CPA認定チーズプロフェッショナル ★第1回J.S.A. SAKE DIPLOMAコンクール優勝 現在J.S.A.機関誌Sommelierにて、SAKE DIPLOMAの連載開始 湯島天神下 すし初 四代目 。 飲食激戦区、湯島に大正からある江戸前鮨屋に産まれる。祖父に連れられ「ちいさな四代目」として3歳から築地の魚市場へ。 大学卒業後、築地、東銀座にて厳しくも情熱的な修業のち、四代目若旦那として店に戻り、さらなる修行の日々。 旬の食材と旬の日本酒との相性を総合して今日もお客様にご提供中。 日本酒の魅力とはそのものの味わいの甘美たることそのものにとどまらず、共に味わうお料理との相性にあるかと思います。簡単に言いますと、料理と合わせて本当に美味しい!ということです。 全国各地の料理とあわせられる様々な個性の日本酒が存在し、様々な器、飲み方そして、様々な供出温度が存在しているのではないかとすら思えます。皆さんも、初めて日本酒を美味しい!と思った瞬間、覚えていませんか? 私はその瞬間がいまだに忘れられません。 修行を終えて店に四代目として戻った時、ある日本酒との出会いが自分の職人人生まで変えてくれました。それくらい、僕にとって日本酒の美味しさというのは衝撃的だったのです。それ以降、寿司の修業の傍ら、日本酒に没頭いたしました。そこには本当に様々な個性を見せる綺羅星の如くな日本酒達との出会いがありました。 私の授業を受けていただくと、まずなによりですが日本酒に対する情熱の向上が見込めます。つまり、更に日本酒を好きになっていただけるのではないか、と思っています。更に、そこに論理性、客観性を付与することができます。それは、わたくしの授業がそういった部分を重要視して取り行うからに他なりません。つまり、感覚と言語の紐つけ、と言って良い部分です。 日本酒は、ワインよりも人の手の介在する部分が多く、そのため同じ地域でこしらえても地域差以上の個性に富んでいます。そのため、特にワインの勉強を続けてきた方々には各々の特徴が捉えづらくテイスティングに苦労する、というお話をお伺いすることがあります。 しかしながら酒造りで施される人の手、とは理(ことわり)であり、「ことわりをはかる」と書く「料理」のレシピの様なものと私は考えます。段階的、論理的にそして客観的に分析していけば、かえって日本酒の方が特徴を言語化しやすい部分も多くあると思います。私の授業では香りの情報や味わいの情報など、様々な情報を原因と結果に紐付くように指導していくことができると思っております。 そのため、授業中は、勿論誰かに当てると言う事は無いのですが、皆さんに考えていただくような瞬間のある授業を心がけたいと思います。さらに記憶の定着と言う部分を重視し、皆さんに効率よく資格取得していただけるように脳科学に則った効率的な学習方法、推薦図書についてもご提案できればと思っております。 皆様の試験の合格のお手伝い、さらにその先のめくるめく日本酒達との出逢いのお力添えが出来たら本当に嬉しいです!