ワイン・ヴィンテージ解説「1948」~ 天候不順ながら善戦した年
ワインは毎年、秋が来れば仕込まれる。偉大と称されるワインは皆、ブドウが摘まれ、酵母の力で酒に変わった年――ヴィンテージをラベルに記している(シャンパーニュなどで一部例外はあるが)。好天続きで、労せずして優品が量産されたよ…
ワインは毎年、秋が来れば仕込まれる。偉大と称されるワインは皆、ブドウが摘まれ、酵母の力で酒に変わった年――ヴィンテージをラベルに記している(シャンパーニュなどで一部例外はあるが)。好天続きで、労せずして優品が量産されたよ…
パロミノ(Palomino)またはパロミノ・フィノ(Palomino Fino)は、スペイン南西部、アンダルシア地方を原産地とする白ブドウ品種です。この品種は、辛口シェリーとほぼ同義に語られる存在で、シェリー生産地域にあ…
ブルゴーニュのピノ・ノワールが高くなって困ったという昨今。代替ワイン候補は産地違いのピノ・ノワールだけではなく、異なる品種で嗜好が合うものを探すのも一つ。シチリアのネレッロ・マスカレーゼが温暖系の代替品種ならば、ツヴァイ…
日本ソムリエ協会が主催するソムリエおよびワインエキスパート試験の一次試験では、膨大な知識量が問われます。主要産地、気候、品種、ワイン法、歴史……これらをすべて記憶しなければならないと考えると、頭がくらくらしてしまうという…
ワインは毎年、秋が来れば仕込まれる。偉大と称されるワインは皆、ブドウが摘まれ、酵母の力で酒に変わった年――ヴィンテージをラベルに記している(シャンパーニュなどで一部例外はあるが)。好天続きで、労せずして優品が量産されたよ…
日本で取得できるワインの資格は数ありますが、その中で最もメジャーなのが、日本ソムリエ協会の認定するソムリエ、ワインエキスパートの両資格です。 しかし、近年じわじわと受験者、取得人数が増えているのがWSET®のレベル別資格…
イタリア南端の州、シチリア。州都のパレルモ、そして古代ギリシャの科学者アルキメデスの故郷シラクサにも世界遺産が立地します。今やシチリアワインの震源地とも言える、標高3,000メートルを越える、エトナ山も世界遺産。そして、…
春が訪れ、新しい年度が始まりました。「今年こそソムリエ/ワインエキスパート試験に合格したい!」という意気込みに満ちた方も多いことでしょう。4月は、まさに「学習を始める準備期間」であり、1次試験の合否を大きく左右する“スタ…
ワインの学びに終わりはない—— そう言ったのは誰だったか。けれど、確かに今、それを体現している人たちがいます。 WSG(Wine Scholar Guild)認定のFrench Wine Scholar(以下FWS)講座…
「子どものころ、祖父が手入れをしていた小さなブドウ畑でよく走り回って遊んでいました。巨峰や藤稔(ふじみのり)、ヒムロット。そんな名前を自然と耳にしながら育ちました。まさかその自分が、日本ワインの仕事に携わるようになるなん…