ポイヤック ~ ボルドー3つの1級シャトーを擁するメドックの頂
フランス二大銘醸地のひとつ、ボルドー地方。傑出したワインを産するいくつかのエリアに分かれますが、心臓部がどこかといえば、やはりジロンド川左岸にあるメドック周辺でしょう。カベルネ・ソーヴィニョンを主体とした、強健で長熟な赤…
ワインの基礎
フランス二大銘醸地のひとつ、ボルドー地方。傑出したワインを産するいくつかのエリアに分かれますが、心臓部がどこかといえば、やはりジロンド川左岸にあるメドック周辺でしょう。カベルネ・ソーヴィニョンを主体とした、強健で長熟な赤…
ワイン教養
ワインは毎年、秋が来れば仕込まれる。偉大と称されるワインは皆、ブドウが摘まれ、酵母の力で酒に変わった年――ヴィンテージをラベルに記している(シャンパーニュなどで一部例外はあるが)。好天続きで、労せずして優品が量産されたよ…
コラム
長年グラフィックデザイナーとして活躍してきた木村雄太さんが、40代後半に出会った新しい世界―それが「ワイン」でした。最初は趣味として始めた学びが、やがて自作の白地図やまとめシートを通じて、受験生を支える活動へと広がってい…
ワインの基礎
国連世界観光機関主催のワインツーリズム会議。2025年はブルガリアのワイン産地、トラキア低地のプルヴディフで10月に開催予定です。ヨーロピアン・ベストデスティネーションというヨーロッパの観光地調査機関の投票でも、プルヴデ…
ソムリエ・ワインエキスパート
一次試験を突破した皆さん、おめでとうございます。しかし忘れてはいけないのは、ソムリエ呼称を受験される皆さんは三次試験が控えているということです。三次試験のサービス実技と論述は、いわば総合力のテスト。なかでも論述試験は10…
ワイン教養
ワインは毎年、秋が来れば仕込まれる。偉大と称されるワインは皆、ブドウが摘まれ、酵母の力で酒に変わった年――ヴィンテージをラベルに記している(シャンパーニュなどで一部例外はあるが)。好天続きで、労せずして優品が量産されたよ…
WSG
French Wine Scholar(以下FWS)試験は、フランスワインの奥深さと真正面から向き合う、まさに「知識の冒険」。今回ご紹介するのは、そんなFWSに挑み、見事合格を果たした3名の方々の体験記です。勉強法の工夫…
ワインの基礎
近年、めきめきと進歩・進化し、かつての栄光を取り戻しつつあるドイツワイン。白だけでなく赤も、甘口だけでなく辛口も、再び賞賛されるようになってから久しいです。先頭を駆けるのが、白はリースリング、赤はピノ・ノワールなのは、皆…
ワイン教養
ワインを嗜むとは、杯に満ちた液体を言葉にする営みだ。香りや味という不定形な存在に、言語で輪郭線を描き、さまざまな色のシニフィアンで内側を埋める。ふさわしい言魂を得たワインは、空を自由に飛翔したり、人の世の本質という的を射…
コラム
ジュラで有名な黄ワイン、ヴァン・ジョーヌ。使われる白ブドウ品種は、サヴァニャンです。小粒で、果皮は厚く、トラミナーあるいはハイダなどの名前でも知られています。晩熟ですが、酸を保持しながら、糖度もしっかり上がる高品質なブド…