【徹底解説】ムールヴェードル ~ 地中海性気候を愛する晩熟品種
近年、グルナッシュはスパイン語読みのガルナッチャが市民権を持ちつつあります。一方、ムールヴェードルは知っていても、モナストレルという呼び方をご存知の方はソムリエ協会の資格保有者くらいではないでしょうか。今回は、地中海沿岸…
ワインの基礎
近年、グルナッシュはスパイン語読みのガルナッチャが市民権を持ちつつあります。一方、ムールヴェードルは知っていても、モナストレルという呼び方をご存知の方はソムリエ協会の資格保有者くらいではないでしょうか。今回は、地中海沿岸…
ワインの基礎
ボルドー地方の心臓部であるオー・メドック地区には、6つの村名AOCがあります。ジロンド川沿いに北から南へと並ぶ4つ、サン・テステフ、ポイヤック、サン・ジュリアン、マルゴーの各AOCは、愛好家なら誰もが知るメジャーリーガー…
ワインの基礎
ボルドー左岸のメドックでは、17世紀に、オランダ人による沼地の干拓でブドウの栽培が拡大。18世紀には、クリュの概念が生まれ、ワインはロゼと赤ワインの中間色のクラレットから、徐々に色も濃く、高品質なワインが造られました。そ…
ニュース
スペインを代表するスパークリングワイン「CAVA(カバ)」が、2025年から大きな変革を迎えます。Reserva(レセルバ)、Gran Reserva(グラン・レセルバ)、そして最上位のParaje Calificado…
ワインの基礎
イタリアで広く栽培される白ブドウ、トレッビアーノ。その名は、フランス語の「トレビアン très bien」を連想させる響きですが、語源的には関係がありません。また、このブドウから造られるワインが、実際にトレビアンであるの…
ワインの基礎
みなさん、マルヴァジアからできたワインを飲んだことがありますでしょうか?あるいは、ブラインドテイスティングで、マルヴァジアとわかりますでしょうか。ミュスカや、ミュスカデルとの違いさえ曖昧なのが、普通。でも、その割には、何…
ワインの基礎
フランス二大銘醸地のひとつ、ボルドー地方。傑出したワインを産するいくつかのエリアに分かれますが、心臓部がどこかといえば、やはりジロンド川左岸にあるメドック周辺でしょう。カベルネ・ソーヴィニョンを主体とした、強健で長熟な赤…
ワインの基礎
国連世界観光機関主催のワインツーリズム会議。2025年はブルガリアのワイン産地、トラキア低地のプルヴディフで10月に開催予定です。ヨーロピアン・ベストデスティネーションというヨーロッパの観光地調査機関の投票でも、プルヴデ…
ワインの基礎
近年、めきめきと進歩・進化し、かつての栄光を取り戻しつつあるドイツワイン。白だけでなく赤も、甘口だけでなく辛口も、再び賞賛されるようになってから久しいです。先頭を駆けるのが、白はリースリング、赤はピノ・ノワールなのは、皆…
ワインの基礎
ワイン愛好家なら、誰もがその名を知っています。世界のワイン用ブドウ品種の中で、栽培面積トップ20にも入っています。「世界一のワイン用ブドウ」 カベルネ・ソーヴィニョンの親という、優れた血脈も誇るべきポイントです。 とはい…