マスカット・ベーリーAとは? ~日本固有のブドウ品種「マスカット・ベーリーA」の唯一無二の個性とその多様なスタイルを徹底解説
いまやワイナリー数が500軒を超え、ますます美味しくなりつづける日本ワイン。生食品種から欧州系品種にいたるまで、ルールに囚われない自由で多様なスタイルが魅力ですが、やはりその根底にあるのは甲州とマスカット・ベーリーA。日…
いまやワイナリー数が500軒を超え、ますます美味しくなりつづける日本ワイン。生食品種から欧州系品種にいたるまで、ルールに囚われない自由で多様なスタイルが魅力ですが、やはりその根底にあるのは甲州とマスカット・ベーリーA。日…
蔵の仕込み場では、稲妻のような閃きと、驚異的な慧眼を誇ったアンリ・ジャイエ。対照的にこのヴィニュロン(栽培醸造家)は、ブドウ畑においては徹頭徹尾、「時代遅れの愚か者」であった。1990年代に行なわれたジャッキー・リゴーに…
ボルドー右岸の名産地サンテミリオン。中世の面影を残す美しい街並みと周辺のブドウ畑は世界遺産にも登録され、ワイン愛好家なら一度は訪れたい産地です。ワインはメルロ主体のものが多く、その滑らかで芳醇なワインは世界屈指の品質で知…
アルゼンチンと言えば、マルベックは知っているけれど、他のワインは今一つイメージがわかない。そんな印象では無いでしょうか?栽培面積から見ると、同じ南米のチリよりも広い産地。チリは自由貿易協定を日本と、いち早く締結。ワイン輸…
一本の値段が800万円もする赤ワイン。そんな奇妙な液体が、この世に実在すると信じられるだろうか。ボトルサイズが大きいわけでもなければ、たっぷりと金箔が浮かんでいるわけでもない。たった750mlしかない「飲む黄金」は、4~…
「SAKE DIPLOMA(酒ディプロマ)」という資格を知っていますか? 「酒」というのは酒類すべてということではありません。 英語では日本酒のことを“sake”や“rice wine”などと呼びます。 つまり、日本酒の…
21世紀が始まったころ、世界で最も栽培面積の広いブドウ品種は、ほぼスペインでしか栽培されていない無名の白ブドウでした。その果実から造られるワインは安価で、これといった特徴もなく、輸出市場に出回ることもほとんどない、知られ…
ヴォーヌ・ロマネに隣接するコート・ドールのワインビジネスの中心地ニュイ・サン・ジョルジュ。1級畑の数はコート・ドール最多ながらグラン・クリュ(特級畑)がなく、ややマイナーな印象を与えるアペラシオンでもあります。裏を返せば…
ラングドックは、AOPワインよりも、IGPペイ・ドックの生産量の方が多い産地。AOPの方が高い等級ですから、どうしても軽く見られがちです。今では半分ほどの規模に縮小しましたが、1970年頃には、45万ヘクタールもの畑があ…
ワインの専門家といえばソムリエ。ワインを職業にする人たちにとって必須の資格です。 しかし、ワインと直接関係のない職につかれている一般のワイン愛好家でも取得ができて、ソムリエと同じぐらい箔のつく資格があります。 その名も「…