サンセールとは ~頭一つ抜けたワインが見つかる伝統のワイン産地
サンセールは、ロワール川流域のワイン産地。もっとも内陸のサントル・ニヴェルネ地区に立地しています。栽培面積は、約3千ヘクタール。14のコミューンが有ります。先ずは、1936年に白ワインがアペラシオンとして認められ、続く1…
サンセールは、ロワール川流域のワイン産地。もっとも内陸のサントル・ニヴェルネ地区に立地しています。栽培面積は、約3千ヘクタール。14のコミューンが有ります。先ずは、1936年に白ワインがアペラシオンとして認められ、続く1…
パロミノ(Palomino)またはパロミノ・フィノ(Palomino Fino)は、スペイン南西部、アンダルシア地方を原産地とする白ブドウ品種です。この品種は、辛口シェリーとほぼ同義に語られる存在で、シェリー生産地域にあ…
ブルゴーニュのピノ・ノワールが高くなって困ったという昨今。代替ワイン候補は産地違いのピノ・ノワールだけではなく、異なる品種で嗜好が合うものを探すのも一つ。シチリアのネレッロ・マスカレーゼが温暖系の代替品種ならば、ツヴァイ…
イタリア南端の州、シチリア。州都のパレルモ、そして古代ギリシャの科学者アルキメデスの故郷シラクサにも世界遺産が立地します。今やシチリアワインの震源地とも言える、標高3,000メートルを越える、エトナ山も世界遺産。そして、…
南フランスの山の麓にある小さな村、ジゴンダス。2000年にわたる長い歴史と高い品質を持ちながら、シャトー・ヌフ・デュ・パプの名声に隠れた、知る人ぞ知る銘醸地です。特にグルナッシュ主体の赤ワインは、力強さとエレガンスを兼ね…
世界最難関のワイン資格、マスター・オブ・ワイン。2024年に行なわれたブラインド・テイスティングによる試験では、ギリシャのペロポネソス半島の白ブドウ、モスホフィレロから造られたワインが出題されました。果たして品種と産地が…
「ウンブリアの有名なワインは?」と聞かれてパッと名前が出てくる方は、なかなかいらっしゃらないのではないでしょうか。緑豊かな丘陵地帯から生まれるオルヴィエートやサグランティーノは中世から愛されてきたワインですが、トスカーナ…
フランスと並ぶワイン超大国イタリア。20州すべてにブドウ畑が広がり、おびただしい数の土着品種が栽培されています。中でも、黒ブドウ品種として双璧をなすのが、北部イタリアのネッビオーロと、中部イタリアのサンジョヴェーゼ。「あ…
ワインラバー垂涎の地、コート・ドール地区の北半分にあたるコート・ド・ニュイのエリア。その中でもジュヴレ・シャンベルタン村とシャンボール・ミュジニー村に挟まれた絶好のロケーションにあるのがモレ・サン・ドニ村です。シャンボー…
新世界のワイン産地として筆頭に上がるアメリカ合衆国。ワイン消費量世界一、生産量もイタリア、フランス、スペインに次ぎ世界第4位という、押しも押されもせぬワイン大国です。特筆すべきは50州すべてでワインが生産されていること。…