マルヴァジア ~ ファミリーというよりコミュニティ!多様な仲間が広がるワイン品種
みなさん、マルヴァジアからできたワインを飲んだことがありますでしょうか?あるいは、ブラインドテイスティングで、マルヴァジアとわかりますでしょうか。ミュスカや、ミュスカデルとの違いさえ曖昧なのが、普通。でも、その割には、何…
みなさん、マルヴァジアからできたワインを飲んだことがありますでしょうか?あるいは、ブラインドテイスティングで、マルヴァジアとわかりますでしょうか。ミュスカや、ミュスカデルとの違いさえ曖昧なのが、普通。でも、その割には、何…
フランス二大銘醸地のひとつ、ボルドー地方。傑出したワインを産するいくつかのエリアに分かれますが、心臓部がどこかといえば、やはりジロンド川左岸にあるメドック周辺でしょう。カベルネ・ソーヴィニョンを主体とした、強健で長熟な赤…
国連世界観光機関主催のワインツーリズム会議。2025年はブルガリアのワイン産地、トラキア低地のプルヴディフで10月に開催予定です。ヨーロピアン・ベストデスティネーションというヨーロッパの観光地調査機関の投票でも、プルヴデ…
近年、めきめきと進歩・進化し、かつての栄光を取り戻しつつあるドイツワイン。白だけでなく赤も、甘口だけでなく辛口も、再び賞賛されるようになってから久しいです。先頭を駆けるのが、白はリースリング、赤はピノ・ノワールなのは、皆…
ジュラで有名な黄ワイン、ヴァン・ジョーヌ。使われる白ブドウ品種は、サヴァニャンです。小粒で、果皮は厚く、トラミナーあるいはハイダなどの名前でも知られています。晩熟ですが、酸を保持しながら、糖度もしっかり上がる高品質なブド…
ワイン愛好家なら、誰もがその名を知っています。世界のワイン用ブドウ品種の中で、栽培面積トップ20にも入っています。「世界一のワイン用ブドウ」 カベルネ・ソーヴィニョンの親という、優れた血脈も誇るべきポイントです。 とはい…
サンセールは、ロワール川流域のワイン産地。もっとも内陸のサントル・ニヴェルネ地区に立地しています。栽培面積は、約3千ヘクタール。14のコミューンが有ります。先ずは、1936年に白ワインがアペラシオンとして認められ、続く1…
フランス・ブルゴーニュ地方の心臓部であるコート・ドール地区には、ワイン愛好家らが憧憬する村々が連なっています。いずれも個性あふれる強者ぞろいですが、こと赤ワインに関する限り、トップの座はゆるぎません。その名はヴォーヌ・ロ…
パロミノ(Palomino)またはパロミノ・フィノ(Palomino Fino)は、スペイン南西部、アンダルシア地方を原産地とする白ブドウ品種です。この品種は、辛口シェリーとほぼ同義に語られる存在で、シェリー生産地域にあ…
ブルゴーニュのピノ・ノワールが高くなって困ったという昨今。代替ワイン候補は産地違いのピノ・ノワールだけではなく、異なる品種で嗜好が合うものを探すのも一つ。シチリアのネレッロ・マスカレーゼが温暖系の代替品種ならば、ツヴァイ…