あの人のワイン人生 vol.11 ~ 片寄雄啓さん「東日本大震災もコロナも乗り越える飲食店づくり」
「自分だけが幸せになっても、何も面白くないじゃないですか。」そう笑顔で語る片寄雄啓さんは、新橋を中心に飲食店を5店舗展開し、いま20年という節目を迎えようとしています。 「家庭環境が複雑だったこともあり、学生時代から仲間…
「自分だけが幸せになっても、何も面白くないじゃないですか。」そう笑顔で語る片寄雄啓さんは、新橋を中心に飲食店を5店舗展開し、いま20年という節目を迎えようとしています。 「家庭環境が複雑だったこともあり、学生時代から仲間…
フランスと並ぶワイン超大国イタリア。20州すべてにブドウ畑が広がり、おびただしい数の土着品種が栽培されています。中でも、黒ブドウ品種として双璧をなすのが、北部イタリアのネッビオーロと、中部イタリアのサンジョヴェーゼ。「あ…
ワインラバー垂涎の地、コート・ドール地区の北半分にあたるコート・ド・ニュイのエリア。その中でもジュヴレ・シャンベルタン村とシャンボール・ミュジニー村に挟まれた絶好のロケーションにあるのがモレ・サン・ドニ村です。シャンボー…
「誰かが取り残されていないか、いつも気になってしまうんですよ。」 そう語るのは、門前仲町のリキュール製造所「深川リキュルラボ」でクラフト梅酒の開発を手掛ける 榎本一仁さん です。2年前に梅酒づくりの立ち上げに関わり、昨年…
新世界のワイン産地として筆頭に上がるアメリカ合衆国。ワイン消費量世界一、生産量もイタリア、フランス、スペインに次ぎ世界第4位という、押しも押されもせぬワイン大国です。特筆すべきは50州すべてでワインが生産されていること。…
「実は、中学高校時代の私は、クラスでは静かで存在感の薄い生徒だったんです。」そう語るのは、オーストリアワイン専門輸入会社「wine-bridge」を立ち上げた大森祥子さんです。それでも、彼女にはスーパーポジティブなエネル…
コート・ロティのシラーを嗜む機会は、愛好家の方には比較的あることでしょう。でも、エルミタージュを楽しむことは、少ないのでは無いでしょうか?その昔は、北ローヌの名実共に最高の産地。今では、コート・ロティの復活と再興を横目に…
ワイン業界には、イエス・キリストをネタにした古いジョークがある。「ジーザスは最初の奇跡で、水をワインに変えた。それから2000年、我々は2度目の奇跡を待ちわび続けている。すなわち、ワインを利益に変えてくれるのを」。こんな…
「興味がないことにはどうにも心が動きませんが、好きなこととなれば夢中になってしまうんです」。にこやかに話すその姿からも、内に秘めた熱い情熱が静かに伝わってくるのがブリークリー美香さんです。2024年10月に開催された世界…
神の舌をもつワイン評論家、ロバート・パーカー。ワイン好きならば、老若男女を問わず一度はその名を耳にしているだろう。「ワインの帝王」と呼ばれたこの男の権勢が絶頂にあった2005年、この男についての決定的評伝を世に出したエリ…