世界最古のワイン「ジョージア」にようこそ Ⅱ〜ツーリズムでワインを味わう

春・夏シーズン企画に続いて、ジョージアの文化とワインをご紹介いたします。

今回は、ジョージア旅行に行った気分を味わっていただく内容です。

銘醸地カヘティへ、次にカルトリに立ち寄り、最後はイメレティの生産地域へご一緒に参りましょう。ワイナリーを訪れるだけではなく、いくつかの世界遺産も見学しましょう。

また日本人にも愛され好まれるジョージア料理のご紹介もします。 私はジョージアワインの研究を始めて数年になりますが、今までの研究内容と知見を織り交ぜながら、ワインの魅力とジョージア文化をご紹介します。

コーカサス地方で生まれたワインの1つジョージアワインは、2017年11月13日付米国科学アカデミー紀要で世界最古のワインであると発表されました。聖なる広大な地で育つ原品種葡萄により作られるジョージアワインの力強さ、素晴らしさを皆様と共有したいと思います。

第1回はジョージア最大銘醸地であるカヘティへ。いくつかのワイナリーに立ち寄り、ワインをテイスティングしましょう。ブドウ品種による比較、クヴェヴリとステンレスタンクで醸造したワインの違いなど楽しんでください。

第2回はジョージアの中央に位置するカルトリ、イメレティへ。まずは歴史的重要な地域と位置づけされ、首都トビリシのあるカルトリへ。次に、多様性のあるワインを生みだすイメレティへ参りましょう。カヘティとは異なるブドウ品種で造られたワインをお楽しみくださいませ。