ルイ・ジャド～2016年プリムールを通じた変化をみる～

メゾン・ルイ・ジャド社は、1859年、由緒ある歴史を有するジャド家のルイ・アンリ・ドゥニ・ジャドによって創設されました。
1794年からジャド家が所有するシュヴァリエ・モンラッシェ・レ・ドゥモワゼルをはじめ、モノポールであるプルミエ・クリュのクロ・デ・ズルシュールなど銘醸格付け畑を次々に取得。現在約210haの自社畑を所有するブルゴーニュ有数のドメーヌで、高品質のワインを提供するネゴシアン・エルブールとしても高い評価を受けています。
今回は、まだ瓶詰め前の2016年プリムールを中心に、比較試飲として2016年プリムールと比較的近い作柄のヴィンテージ、同アペラシオンを比べることで、どのように変化していくのかを検証していきます。ルイ・ジャドのプリムール試飲は、例年限られた関係者しか行うことができませんが、今回はメゾン・ルイ・ジャド社のご好意により実現となりました。

【Wine List】
・2016 Chablis 1er Cru Montée de Tonnerre〈プリムール〉
・2016 Chassagne Montrachet 1er Cru Morgeot Clos de la Chapelle Monopole, Domaine Duc de Magenta〈プリムール〉
・2016 Beaune 1er Cru Clos des Ursules, Domaine des Héritiers 〈プリムール〉
・2016 Clos Vougeot Grand Cru 〈プリムール〉
・2015 Chablis 1er Cru Montée de Tonnerre
・2014 Chassagne-Montrachet 1er Cru Morgeot Clos de la Chapelle Monopole, Domaine Duc de Magenta
・2010 Beaune 1er Cru Clos des Ursules, Domaine des Héritiers
・2009 Clos Vougeot Grand Cru

【講演者】オリヴィエ・マスモンデ [Olivier Masmondet]氏
メゾン・ルイ・ジャド社日本担当輸出部長　
ミシュラン３ッ星レストラン“ジョルジュ・ブラン”のシェフ・ソムリエ、また30歳で仏ソムリエ協会より最年少マスター・ソムリエに認定されるなど稀有な経歴を持つ。