 |
 |
| |
| 先生は「ワインを選ぶ際は、ボトルの形状、ワインの名前、味わいのタイプ、その国のワインとはその国のお料理に合わせてみる、などをポイントに楽しく選んでみましょう」とアドザバスくださいました。 |
|
ワインや食べることが大好きで、まずは楽しみ方を学びたい、という方にふさわしい「女性のためのワイン講座」。平日のランチタイムを利用して優雅にワインの基礎を学んでゆきます。ワインは本当に楽しいもの、としみじみ感じることができた講座の様子をお伝えしましょう。
|
 |
 |
 |
| |
| ワインのほか、チーズや料理、テーブルセッテングにも造詣が深い林 麻由美先生。毎回先生が厳選する素晴らしいワインを楽しくテイスティングしながら、その醸造法や歴史、葡萄品の特徴なども詳しく学んでゆきます。 |
|
ホームパーティをはじめ生活の様々なシーンを彩るワイン。「女性のためのワイン講座」は林 麻由美先生が講師となり、ワインの上手な選び方、ホームパーティでのワインコーディネート、料理やチーズとのマリアージュ、レストランでのオーダーの仕方、などワインにまつわる基礎知識を楽しんでゆく講座です。またこの講座が特に魅力的な点は、全6回の講座のうち2回は、ランチタイムを利用して、ミシュランガイドの星つきレストランなどで、優雅にワインを勉強できることです。講座の第2回目は代官山の「ポール・ボキューズ」にて、最終回にはミシュランガイド3つ星で日本を代表するフレンチレストラン「ロオジエ」にて、ランチを楽しみながら授業が行なわれます。 |
 |
 |
 |
| |
| 毎回、スパークリングワイン、シャンパーニュ、チーズに合わせたワイン、などテーマ別に素晴しいワインがテイスティングできます。今回は世界のデザートワインを楽しみました。 |
|
今回私が受講したのは第5回目の「ワイン選びのコツ」を学ぶ授業です。先生は、ホームパーティを開くとき、大切な友人や仕事関係の方にワインを贈るときなど、様々な生活のシーンに合わせて、賢くワインを選ぶコツを楽しく講義してくださいました。 まず先生はワインを選ぶときのポイントを6つ挙げてくださいました。それは、「ワインのタイプから選ぶ、葡萄品種から選ぶ、ボトルの形から選ぶ、国からワインを選ぶ、ヴィンテージから選ぶ、ネーミングから選ぶ」です。 たとえばホームパーティを開くときは、ワインのタイプから選んでいくとよいそうです。「ワインのタイプには大きく分けてスパークリンワイン、白ワイン、赤ワイン、甘口ワインがあります。集まる人の趣向にもよりますが、基本的にはこの順番でこれらのワインをそろえていくと、多彩にワインを楽しめパーティも盛り上がります。また季節によってそれぞれのワインの味わいを変えてみるのも。たとえば夏の暑い時期には同じ白ワインや赤ワインでも、すっきりと軽めのタイプを選ぶと、清涼感が感じられ体にも優しく、より美味しくワインを楽しむことができます」と先生は語ります。また講義ではその銘柄も具体的に伝えてくださいました。「夏にお勧めの軽い白ワインですと、たとえばフランス・ロワール地方のサンセールやプイィ・フュメなどが使いやすく、どなたにも親しまれます。これらのワインは香りにハーブやピーマンなどの緑の風味があるので、魚料理や夏野菜を盛り込んだ夏向きのお料理にもよく合います。また赤ワインならサンジョヴェーゼの葡萄品種から造られたキャンティ・クラシコもお勧め。酸味がしっかりあるので、夏は軽く冷やして飲むととても美味しいです」 さらに、パーティの最後にはデザートとともに甘口のワインをお出しすると、意外性もあり特に女性のゲストには大変喜ばれるそうです。また、甘いデザートが苦手な男性でも、甘口のワインだったら飲んでみたい、と興味を持たれる方も多いそうです。受講生からは「今まで甘口のデザートワインを購入してみたいと思いましたが、一人では飲みきれないうえどのようなシーンで使ってよいのかがわかりませんでした。先生のお話が大変参考になりました」との意見が飛び出しました。 |
 |
 |
 |
| |
| 講義では、シャルドネやピノ・ノワールなど代表葡萄品種の特徴とその味わい、ドイツワインの等級、アイスヴァインやトカイなどの高級デザートワインの造り方、なども学びました。時折、先生と受講生が語り合いながら、和やかに授業は進められました。 |
|
またワインは好きになると、大切な友人や家族の記念日などにプレゼントしてみたくなるもの。先生は「ワインにはロマンティックな名前や意味合いが込められていることが多く、贈り物の場合にはネーミングでワインを選んでみるのも楽しく、贈られた方にも大変喜ばれます」とアドバイスします。 例えばフランス・ブルゴーニュ地方一級畑のレ・ザムルーズという赤ワインは「恋人たち」という素敵な名前を持つことから、結婚のお祝いなどにふさわしいそうです。同じくフランスのボルドー5大シャトーの一つである高級ワイン、シャトー・ムートン・ロートシルトは、オーナーの星座である雄羊「ムートン」にちなんだ名前で、世界的な大財閥であるロートシルト家が所有する最高峰のワイナリー。そのためビジネスに成功した人などへは最高の贈り物に。またシャトー・ヌフ・ド・パプはフランスのアヴィ二オンに法王庁を移した際に法王が造り上げたワイン。「法王の新しい城」という名前を持つため、改築や新築のお祝いなどにも。さらにカルフォルア最高級ワイン、オーパス・ワンは「作品番号1」という名前。「1杯のワインはオーケストラの一つのパートと一緒である」という意味が込められていることから、音楽好きの方へのプレゼントにもふさわしい。など楽しいお話が次々と語られました。 先生のお話をうかがっていると、ワインを選ぶことの楽しさとともに、ワインそのものに対する興味関心が非常に深まってゆきます。またワインはなんて優雅でロマンスのあるお酒であるのだろう、と改めて感じることができました。 |
 |
楽しい講義のあとは毎回、テーマ別に素晴らしいワインをじっくりテイスティングしてゆきます。今回は講義でも注目が集まった、甘口のデザートワイン。世界各地から芳醇なワインが集められ、その味わいの違いを楽しみました。当日試飲したワインは…
[1]Piesporter Goldtropfchen Riesling-Auslese 2002 Weingut Joh.Haart [2]Botrytis Semillon 2006 Bimbadgen Estate [3]Muscat de Beaumes de Venise NV Vignerons de Beaumes de Venise [4]Becheimer Rosengarten Gewuiztraminer Eiswein G&M Macher [5]Tokaji Aszu 5 Puttonyos
[1]のドイツワイン、ピースポーター・ゴールドトロプヒェンは受講生の人気が一番高く、白い花やレモンのような柑橘系の香り、酸と甘みとのバランスがよく、非常に優雅で上品な味わい。また同じドイツの甘口ワインでも[4]のアイスヴァインは濃厚で芳醇で世界で最も高級なデザートワインといわれ、自然に葡萄を凍結させ甘みを凝縮して造るワイン。さらにフランスのコート・デュ・ローヌ地方で造られる[3]のミュスカ・ド・ボーム・ド・ヴィニーズは、日本ではマスカットと呼ばれるミュスカという葡萄品種で作られ、暖かい地方ならではの華やかさや濃醇さ、スパイシーさを秘めたワインでした。 また授業では単にワインを楽しく味わうだけでなく、ワインの色調、香りや味わいの表現など、テイスティングの基礎もしっかり学びます。同時に各ワインの醸造法や使われている葡萄品種の特徴、各生産地の歴史や料理とのマリアージュなども詳しく伝えられ、ワインの基礎知識をしっかり身につけてゆくことができます。授業では先生の明瞭で丁寧な説明に聞き入り、みなさん熱心にメモをとっている様子が印象的でした。 最後に受講生の方々が講座の感想を語ってくださいました。「毎回、とても素晴しいワインをテイスティングでき、今日はどんなワインに出会えるだろう、と楽しみに通ってきています。デザートワインは大好きですが、なかなか自分一人でこれだけ多くを飲み比べることができないため、今日はとても嬉しく思いました」「林先生のエレガントな身のこなしやお言葉遣い、明瞭でよく透る美しい声に魅了され、毎回優雅に楽しくワインを学んでいます。また、教えていただいた事柄は、すぐに生活に取り入れられる貴重なことばかり。ホームパーティや毎日の食卓にも取り入れ、家族や友人にもとても喜ばれています」。
さて次回、最終回は、受講生の方々が特に楽しみにしている、レストランでの授業です。事前に先生にその様子をうかがってみました。 「講座2回目のレストラン授業では、スパークリングワインとシャンパーニュに合わせてブノワにてフレンチ料理を楽しみましたが、最終回は、レストランでワインを注文する方法も学んでゆきます。さらにカトラリーの作り方やワインに合わせたグラスの使い分けについても、ソムリエの方からご説明いただきます。いずれの回も、一流のお料理とサービスを堪能でき、優雅にランチを楽しみながら素晴らしい時間を過ごすことができます」。 |
コラム記事一覧へ>> |
 |