お祝いに、恋人と一緒に、家族の記念日に・・・。繊細な泡立ちと高貴な香りが心を躍らせ、華やかで大切な席にふさわしいシャンパーニュ。その魅力を存分に楽しむことができるのが「シャンパーニュを極める1」の講座です。テイスティングするアイテムはすべてシャンパーニュという華やかな講座体験となりました。
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| 軽快で楽しくわかりやすい講義で、ファンの多い小林史高先生。 |
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「シャンパーニュを極める1」の講座では、毎回5~6種類、全3回で30種類以上のシャンパーニュを試飲して、基本の4タイプの違い、料理との合わせ方、製造方法、葡萄品種、地域的特徴や歴史、などを学びその全体像をつかんでいきます。 「ワイン、中でもシャンパーニュはエンターテイナーなお酒です。だから私の講座も、心がうきうきして楽しく学べる授業にしたいと思っています」と笑顔で語るのは担任の小林史高先生。その言葉の通り、今回体験した授業は「映画に出てきたシャンパーニュ」がテーマというとても楽しい内容です。 『カサブランカ』『アパートの鍵貸します』『プリティ・ウーマン』『ニキータ』『アサシン』『危険な情事』『ダイハード3』などシャンパーニュが登場する名シーンを解説し、その味わいやメーカーの特徴、さらになぜこのシャンパーニュが映画のこのシーンに使われているかなど、深い演出意図を読み取っていきます。映画によっては、教室前方のスクリーンに、実際のシーンが映し出されます。 映画はどれも一度は観たことのある有名なものばかり。しかし、シャンパーニュに視点を変えた先生の映画解説を聞いてみると、新しい発見や驚きが生まれます。シャンパーニュを楽しむ男女の関係性や心情、社会的地位などが、銘柄に如実に表れていることを知り、もう一度じっくり映画を観てみたくなるような、また、登場するシャンパーニュを改めて飲みたくなるような気持ちになりました。
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| 名画のワンシーンを実際に見ながら、映画の中と同じシャンパーニュを味わいます。小林先生の解説にも熱がこもります。 |
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たとえばフランス映画『ニキータ』で、秘密工作員の上司がニキータの誕生日を祝う場面でオーダーするシャンパーニュは、テタンジェのコント・ド・シャンパーニュ。しかしその上司が、ニキータの家を訪れる場面で手みやげに持っていくのは、同じテタンジェでもノンヴィンテージのもの。晴れの席と普段の席とでシャンパーニュを粋に使い分ける演出に、登場人物の知性とフランス映画ならではのこだわりが感じられます。 また『危険な情事』では、愛人と妻とで、飲むシャンパーニュを使いわけているという、ちょっと聞き捨てならないお話が・・・。愛人と楽しむシャンパーニュは、アネモネの花が美しく描かれたペリエ・ジュエ・ベル・エポック。妻と自宅で飲むシャンパーニュはG・Hマム・コルドン・ルージュ。価格も個性も違う二つのシャンパーニュが、二組の男女の関係性を対比しています。 ベルエポックはラベルの華やかさから、映画では恋人との一夜を彩るシーンに登場することが多いシャンパーニュとのこと。一方、長い伝統を持ちアメリカでの販売量が多いG・Hマム社のコルドン・ルージュは、映画では平和、安定、家族愛、純潔の象徴。和やかな家族の団欒や、純愛のシーンに登場することが多いシャンパーニュで、映画『カサブランカ』にも登場し、名台詞「君の瞳に乾杯!」のシーンで愛飲されています。 映画の演出意図を先生から伝えられることにより、それぞれのシャンパーニュの個性が明快に感じられた、楽しい講義となりました。 |
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| 華麗に並ぶ映画にまつわるシャンパーニュたち。右から「G・Hマム コルドン・ルージュ」「ピペ・エイドシック ブリュット・ロゼ・ソヴァージュ」「ヴィーヴ・クリコ・ポンサルダイン・イエローラベル」「モエ・エ・シャンドン ブリュット・アンペリアル」「キュヴェ・ドン・ペリニヨン」。 |
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| 映画『プリティ・ウーマン』のヒロインと同じく、モエ・エ・シャンドンとイチゴのマリアージュを楽しみました。 |
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後半のテイスティングでは、キュヴェ・ドン・ペリニヨン1999をはじめとするシャンパーニュ6種を試飲することに。映画に絡ませた授業だけに、通常のテイスティングとは一味違ったおもしろさで進められ、教室はとても和やかな雰囲気となりました。 『プリティ・ウーマン』のジュリア・ロバーツのように、モエ・エ・シャンドンとイチゴの組み合わせを楽しんだり、『月の輝く夜に』のシェールのように、アンゴスチュラ・アロマティック・ビターズを垂らした角砂糖を一粒入れてみたり。また、『カサブランカ』で飲まれていたコルドン・ルージュは、映画では食事以外の場面で単独に飲まれていましたが、アタックが厚めで少し甘みを感じる味わいで、単体で楽しむにもバランスがいいシャンパーニュなんだ、と改めて感じることもできました。さらに、ピペ・エイドシックに関しては、カンヌ映画祭の公式シャンパーニュに使われていること、マリリン・モンローが目覚めのシャンパーニュとして愛飲していたことなど、興味深いエピソードが伝えられ、華やかで軽快なイメージが広がりました。 さて授業の最後は、小林先生の粋な演出で、再び『カサブランカ』の名シーンを鑑賞しながら、映画のヒロインと同じコルドン・ルージュを味わうこととなりました。大好きな女優、イングリット・バーグマンと一緒に同じシャンパーニュを飲むことで、美味しい現実を共有できるうれしさが心に溢れます。授業終了時は、エンターテイナーな先生の人柄ときめ細やかな授業に魅せられ、幸せな気持ちでいっぱいになりました。 |
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| 映画のシーンと重ね合わせながらの和やかなテイスティング風景。 |
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「シャンパーニュを極める1」の講座は大変評判が良い講座であり、続編には「シャンパーニュを極める2」の講座も設けられています。1のほうは、シャンパンメーカーの個性にスポットをあてて学んでいくのに対し、2では今まであまり知られていなかった銘柄も多い、レコルタンマニピュランのシャンパーニュについて深く学ぶ内容になっています。2のみの受講や、ソムリエの資格を持っておられない方の受講も大歓迎とのこと。 最後に「ワインと映画については、まだまだたくさん楽しいお話があるんですよ!」と笑顔で語る小林先生。勿論、2の講座の最終回でも、映画に出てくるシャンパーニュのお話が聞けることになるそうです。 |
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